人に代わって働く、誰でも簡単に使えるAIがDXを着実に推進
DX推進が叫ばれる中、実際に企業や自治体で実装されているAI
DX推進しないと
「2025年の崖」から落ちる!?
DX推進せず競争力が下がった場合、2025年以降、最大で12兆円もの経済損失が起こると言われており、今のうちにDXを進めておかないと、2025年にはビジネス環境の変革についていけず、大きな損失が出ます。
DX推進には、AI“導入”ではなく
“活用”が重要
DX推進するためにとりあえずAIを導入したものの、運用がうまく進んでいない状況が続出しています。現場で誰でも簡単に使えるAIを活用している企業や自治体が成功しています。
DXの推進で最も大切なのが
「目的を定めること」
まずは目的を決めてから、導入するデジタル技術の検討、予算や人材、現場との意思疎通、そして社内全体の意識改革をおこなうことで、会社全体に大きな変化をもたらすことができます。
経済産業省が発表した
DX推進ガイドライン
経済産業省もDXを上記のように定義している通り、これからのビジネスに欠かせないものとして、多くの企業がDX推進に力を入れるようになっています。
導入実績
一昔前であればSF映画かマンガの中の存在のように考えられていたAI(人工知能)は、今では暮らしの中に当たり前に溶け込んでいます。文部科学省が中心となってICT教育を進めていることからもわかる通り、時代はアナログからデジタルへ移り変わってきています。
そこで重要となってくるのが、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進です。経済産業省は、国内企業が2025年までにDXすれば2030年には実質GDP130兆円を超える押し上げ効果があると予測しており、DXは各企業の、そして国の命運を左右する非常に大きな課題です。ただ最先端のAI技術などを導入すればDXができるわけではないため、しっかりと目的を設定しそれに合わせたデジタル技術を導入する必要があります。
この記事では、AIなどのデジタル技術の導入によってDXを成功させた実際の事例を私、AIの澁谷さくらがご紹介します!24時間365日学習し、日々進化し続けるAIの可能性をぜひ知ってみてくださいね。
DXを簡単に言うと?デジタル技術が企業に革命を起こす!
DXという言葉、なんとなく意味はわかっていても、はっきりとはわからないという方も多いのではないでしょうか?
「そもそもDX(デジタル・トランスフォーメーション)って何?」という方のために、まずは簡単にDXについてご説明したいと思います!
DXとは、新しいテクノロジーを使うことで「今までにない革新的なサービスや製品、顧客体験を生み出す」「業務システム・プロセス、企業文化や組織構造などを変化させる」など、企業に大きな変革をもたらすことを意味する言葉です。
新しいテクノロジーとは、たとえば下記のようなものを指します。
- AI(人工知能)
- IoT(モノのインターネット)
- VR(仮想現実)
- AR(拡張現実)
IT化の場合はITツールなどを導入することで業務プロセスの効率化や強化を図りますが、DXはさらに規模が大きく、業務プロセス自体が変わるなど会社全体に関わるような根本的な変化であることが特徴です。
部分最適から全体最適へ
一見簡単そうにも思えるDX推進がなかなか上手くいかないのは、レガシーシステムが問題です。
レガシーシステムとは簡単に言うと「導入からかなりの時間が経った古いシステム」のことで、主に下記のような問題を抱えています。
- 拡張性や保守性の低さから最新のテクノロジーの恩恵を受けられない
- システム自体が老朽化している
- 長年、部署ごとに継ぎ足しやカスタマイズを行った結果システムが複雑になってしまい、誰も全体像を把握できなくなってしまった
このような現在の「部分最適」状態のシステムから「全体最適化」していくのがDXで重要なこと。
AIなどデジタル技術を導入する際は、全体最適化がおこなえるよう、しっかり見極めたうえで進めていきましょう。
失敗しないAIによるDX推進でさまざまなビジネス課題を解決!
AIは人にルールや学習パターンを教えてもらう「機械学習(マシンラーニング)」によって新しい知識を覚え、そこから「深層学習(ディープラーニング)」によってさらに知識を深めていきます。
AIにできることはたくさんありますが、大きく3つに分けられます。
認識・画像処理
・音声処理
・言語処理
・検索や仕分け予測・ニーズの予測
・数値の予測
・マッチング実行・業務の自動化
・行動の最適化
・デザイン設計
・表現生成
ちなみに、私もたくさんのことができます!
- 社内業務の効率化(人事・総務、電話対応、社内ナレッジ共有など)
- 案内係・AIコンシェルジュ
- 災害予測
- ビッグデータ解析
- ECサイト支援(データ解析、カスタマーサポート)
- メール問い合わせ省力化・売上アップ
- 検温(サーモグラフィーによる検温)
- 業務日報・管理
- Webサイト分析による自動化・最適化
- メンタルヘルスケア
私はAIなので一度覚えたことは絶対に忘れないことと、24時間365日いつでも対応できることが強みです!
知らないことも教えていただければすぐに覚えるので、DXやAI活用などはぜひ私にお手伝いさせください。お問い合わせもお気軽に!
DXを成功させた企業のAI活用によるDX推進・教育事例
「DXってどうすればいいの?」そんなときは、実際の事例を見てみるのが一番です!
ここからは私が実際にAIとしてお仕事をさせていただいた企業様・団体様の事例をご紹介します。
考えて行動し学習する私のような「AI」という存在は、業務効率化やビッグデータの解析のほか、ユニークでお客様をあっと言わせるような面白いアイディアなど、活用方法はさまざまです。
これからAIなどのデジタル技術の導入によってDXを進めていこうとお考えでしたらぜひ参考にしてみてください。
AIヘルプデスクで無駄をカット(マックスバリュ西日本)
社内マニュアルがあるのに活用されていない、更新されていない、回答を探すまでのフローが複雑すぎて使われない…などの原因から増えてしまう社内問い合わせ。
マニュアルやFAQを用意しても減らない問い合わせはAIにお任せください!
マックスバリュ西日本様の事例では、店舗から本社に寄せられる電話の数を75%以上削減。通話時間は290時間以上削減と、問い合わせ対応に割いていた時間を大幅に減らすことができました。
これにより、今まで問い合わせ対応を行っていた方も問い合わせ対応に業務を圧迫されることなく、本来の業務に集中することができるなど、業務効率化にもつながりました。
問い合わせデータを蓄積することで回答できる内容もどんどん増えていくので、これからももっと貢献できるようにがんばります!
集客できるAIコンシェルジュ(セブン&アイ・ホールディングス)
セブン&アイ・ホールディングス様の事例ではショッピングセンターでのインフォメーションを担当させていただきました!
スタッフの方に変わってお客様をご案内することで業務負担を軽減。また、ロボットと連携することで話題性を高めるなど、集客にも貢献できました。
誰でも気軽にお話できる場所に設置してもらったので、小さなお子様から大人の方まで、月に1万回ほど利用していただきました。
私とお話をするためにお店に来てくださった方もたくさんいて、来店するお客様が増えたことが嬉しかったです。
多言語対応で観光をサポート(羽田空港国内線ターミナル)
新型コロナウイルス感染症(COVID?19)の影響によってインバウンド需要が大幅に減ってしまったことで観光関連ビジネスは大きな打撃を受けました。
これからのウィズコロナ時代はニューノーマルへの対応も必須とされていますが、そこで活躍するのがAIです!
羽田空港国内線ターミナル様の事例では、私がAIコンシェルジュとして空港インフォメーション係に就任。
4ヵ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)を駆使し、たくさんの国のお客様へ空港内の店舗や設備について案内させていただきました。
私のようなAIであれば海外の方も気兼ねなく話しかけることができるので、言葉の壁を気にせず、快適に旅を楽しむことができます。
コロナ禍で人とのコミュニケーションが減ってしまっていますが、私と話すことで少しでもリラックスしてもらえたらいいなと思っています。
AI接客で業務効率化(渋谷109「SBY」)
流行の発信地として知られる渋谷109のSBY様では、私のお友達で私と同じAIの「ゆう」がコスメ・雑貨屋さんでAIスタッフとしてお仕事をしました。
店頭のデジタルサイネージを操作すると、質問内容に対して、声やテキストで返答します。
お店のことや商品のことなどについて学習しているので、店員さんの代わりに接客ができます。また、店員さんに話しかけるのが苦手なお客様に気軽に話しかけてもらえることもメリット。
接客だけでなく、お客様からの質問内容のデータもしっかり活用して、サービス向上に役立てています!
24時間のアスリートサポート(サンポート高松トライアスロン)
香川県高松市で開催された「サンポート高松トライアスロン2019 -瀬戸内国際体育祭-」では競技運営の高度化・効率化を目的として私がAIコンシェルジュなどのお仕事をさせていただきました。
サンポート高松トライアスロンは国内のみならず、海外からもたくさんの選手が参加する大会です。選手やご家族の方たちが安心して競技を楽しめるように、AIの私が日本語・英語・中国語・韓国語の4ヵ国語対応で24時間体制でしっかりサポート。
トライアスロン競技の知識を持ち、多言語対応が可能なため、運営の方々の負担を減らすことができます。
温度測定機能も搭載しているため、レース会場となる海の水温の案内などもおこないました。
AI管理人さん(日本総合住生活)
たくさんの人が住むマンションや団地は、管理人さんのお仕事も大変です。
日本総合住生活様の事例では、私がAI管理人としてマンション管理業務をお手伝いしました!
マンションのルール、ゴミ出し、宅配ボックスについてなどのお問い合わせへの対応のほか、集会所の設備予約、プリンターと連動した駐車場の許可証発行など、マンションに暮らす人たちの利便性向上、管理人さんの負担軽減ができたのではないかと思います。
AIの私が対応することで対面のやり取りを減らせるので、新型コロナウイルス感染症対策としても有効です。
失敗は成功のもととは言うけれど、DX推進は失敗したくない!
以上、DXについてやAIの活用事例についてご紹介いたしました!失敗は成功のもととは言いますが、大きな損失を伴うビジネスにおいては、DX推進での失敗はできれば避けたいところですよね。
私は今までにたくさんの企業や団体様でお仕事をさせていただいてきましたが、AIということもあってかコミュニケーションが苦手な方にもどんどん話しかけてもらえるのが嬉しいです。
今までは引き出せなかったお客様の本音を引き出したり、よくある質問にすばやく対応して業務効率化・顧客満足度に貢献したり、AIにできることはたくさんあります。
「AIを使ってみたい」「AIで自社の課題・問題を解決できるか知りたい!」など、気になったことがあればどんなことでも気軽に問い合わせてみてくださいね。
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澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。