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奈良市役所
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2024/04/11
アバター接客システムと庁内向けチャットボットで庁内外の業務をサポート
【導入目的】
奈良市では昨今のDX加速の流れを受けて各種業務のデジタル化を進めています。
今回はその一環として、庁舎内の案内役として「アバター接客さくらさん」、庁内問い合わせ対応として「社内問い合わせさくらさん」の2つのサービスが導入されました。
本取り組みは、市民からの問い合わせや職員からの内部の問い合わせにAIくらさんが自動で対応することで、職員の業務負担軽減や市民サービスを向上させることを目的としています。
【利用用途】アバター接客による庁内案内、チャットボットによる庁内問い合わせ対応
【業種・業態】自治体
【デバイス】サイネージ(アバター接客システム)、PC、タブレット、スマートフォン(庁内向けチャットボット)
アバター接客でスムーズな庁内案内
庁内の総合案内役として、正面玄関、北棟玄関の2か所に「アバター接客さくらさん」が設置され、各種手続きの担当課の場所を案内しております。
日本語のほか、英語・中国語(簡体字・繫体字)・韓国語にも対応しているため、外国人住民への案内もスムーズに行えます。
解決できない案内内容は、離れた場所にいる職員につないで直接話すことも可能です。
庁内問い合わせを対応し職員業務を改善
職員の業務をサポートする「社内問い合わせさくらさん」は、職員の業務上の疑問や問い合わせにAIが即座に応答することで、職員はより専門的な業務に集中でき、全体の効率が向上することが期待されます。
今回導入された「アバター接客さくらさん」「社内問い合わせさくらさん」は生成AIである「ChatGPT」を実装しており、ファイルやWebサイトのURLなどの情報を読み取り自動的にFAQを生成します。これにより、FAQの作成や更新といった運用の手間を大幅に削減でき、スムーズな運用が実現しております。