株式会社ティファナ・ドットコムが提供する、対話型AI「AIさくらさん」シリーズから、「アバター接客さくらさん」が、2023年8月13日(日)より住友不動産商業マネジメント株式会社が運営する、羽田エアポートガーデンにて運用を開始しました。
◎導入の背景
羽田エアポートガーデンは、羽田空港第3ターミナルに直結する大型商業施設で、全室合計1,717室の2つのホテル、展望天然温泉、約80店舗が軒を連ねるショッピングエリアに、大型バスターミナルなどを有しています。
当施設は日本国内外の多くの旅行者に利用されており、特に国際便の飛行場が直結しているため、多くの外国人観光客が訪れます。
日中は施設内のインフォメーションカウンターにて外国語を話せるスタッフが対応をしていますが、実際に外国人観光客が到着するのは早朝や夜間であり、案内が不足している状況でした。
この問題を解決するため、多言語対応とコミュニケーション能力に優れた「アバター接客さくらさん」が導入される運びとなりました。
◎導入の概要
今回新たに導入する「アバター接客さくらさん」は「AIさくらさん」シリーズのサービスの1つです。デジタルサイネージにて、羽田エアポートガーデン内での案内サービスを担当します。
▼導入されたAIさくらさんのデジタルサイネージ
「アバター接客さくらさん」の導入により、施設内スタッフの対応範囲や頻度が軽減され、効率的なサービス提供が可能となります。
特に、インバウンド向けの対応を重視し、4ヵ国語の日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語に対応し、外国人観光客への案内をスムーズに行います。
また、夜間や早朝などでも「アバター接客さくらさん」は常に稼働することができ、人手が足りない時間帯でも訪問者のサポートを行います。
◎今後の展望
「アバター接客さくらさん」の導入データを元に、更に利用者のニーズに応じた案内対応の強化を進めます。加えて、「AIさくらさん」は独自のエンジンと生成系AIの連携により、対話型の柔軟な案内対応の実現を目指して開発を進めています。羽田エアポートガーデンのサービス向上のため、「AIさくらさんシリーズ」の継続的なアップデートを行います。
◎AIさくらさんとは
AIさくらさんは、登録・チューニング作業をお客様がすることなく利用できる対話型AIです。
【AIさくらさんが選ばれる理由】
・ChatGPTや画像生成AIなど最新のAI技術を搭載
・AI関連特許や品質保証・クラウドセキュリティなど各種ISOを取得
・クライアントの業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズして納品
・運用やメンテナンスの作業は完全自動化
DX推進を目指す多くの企業がAIさくらさんを採用。駅や商業施設、Webサイト、電話でのAI接客・アバター接客などをAIの力で実現しており、大手企業、自治体、公共交通機関など様々な業種・シーンで数多くご利用いただいています。
◎ 会社紹介 ティファナ・ドットコムについて
株式会社ティファナ・ドットコム(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:藤井 亮)
「WebとAIの力で世の中を笑顔にする」を企業理念として掲げ事業展開中で、企業や自治体のDX推進をサポートしています。
2000年の設立以来、Web制作事業を中心に、あらゆる業種業態のWebサイトの制作を手掛けています。
その経験を活かして人工知能(AI)の開発に取り組み、2016年10月に「AIさくらさん」をリリース。
現在「AIさくらさん」は全国各地の多くの企業・地方自治体に導入されており、業務自動化やアバター接客などのサービスを通じてDX推進を担っています。
◎羽田エアポートガーデンについて
「羽田エアポートガーデン(2023年1月31日全面開業)」は、羽田空港の24時間国際拠点空港化に伴い、求められる多様なニーズに対応するため、世界のハブ空港にふさわしいホスピタリティと機能性を兼ね備えた「全1,717室のエアポートホテル(プレミア・グランドの2つのブランド)」を核に、国際交流機能強化のための「MICE対応のイベントホール・会議室」、富士山や飛行機を望む「展望天然温泉」、地方都市や観光地など「日本各地と結ぶ全天候型バスターミナル」、日本文化を感じられる銘産品や旅行グッズ等を扱う物販店舗、
ホテル内レストランからフードコートまで「約80店舗の多彩なラインナップの商業施設」を備えた複合開発プロジェクトです。
★住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン
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渋谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。