昨今、スマートフォンでのインターネット利用や資料作成が誰でも簡単にできるようになりました。10年程前の小学校ではパソコンを利用しての学習が駆け出しの段階でしたが、現在ではプログラミングを必修科目として取り入れるなど、ITに対する子どもの関心の高まりが見受けられます。そんな中、オリンピックが開催される2020年には小学校へのタブレット導入も始まるそうです!今回はパソコンやタブレットがどのように人工知能(AI)を生かせるのかをご紹介いたします。
AIを教師として導入することのメリットとは?
そもそもパソコンやタブレットなどの電子機器を使っての学習ということですが、電子辞書でさえ、紙の辞書を推奨している方もまだまだ多くいます。そこで、これらの機器を通して人工知能(AI)を導入することでどんなメリットが得られるのか、まとめてみました。
- 1)学習範囲の均一化が図れる
- 2)人工知能(AI)をはじめ、テクノロジーへの関心が高まる
- 3)在校する教員の専門分野以外でも教育をすることができる
- 4)生徒のパートナーのように寄り添うことができる
次の項目では、これらのメリットを弊社のサービス、人工知能(AI)の「AIさくらさん」を交えて詳しく説明していきます。
1)学習範囲の均一化が図れる
授業形態として、小学校では担任が一通り、中高では科目ごとの教員が生徒へ教えるという形が一般的だと思います。筆者の体験ではありますが、中学時代、クラスによって授業内容に差が出ることもしばしばありました。そんなときに活躍できるのが人工知能(AI)です。人工知能(AI)はマニュアルとしても使うことができ、さらにそこから生徒へ教える場合、均一化された情報を教えることができます。弊社の「AIさくらさん」では、生徒への教育と併せ、どういったやり取りをしたか、またどういった質問が多かったかを視覚的に見ることが出来るため、より生徒に合わせた教材へ進化させていくことが可能です。
2)人工知能(AI)をはじめ、テクノロジーへの関心が高まる
冒頭でも書きましたが、現在の教育課程として、プログラミングが必修科目として設定されています。女子は特にIT関連のテクノロジーやソリューションへの関心が低い傾向にありますが、教材として取り入れることで、人工知能(AI)が身近なものとなり、IT業界へ進出する道筋ともなります。男性が多い業界において女性が増えることにより、様々な視点から新たな技術の開発へ発展することができるかもしれません。
3)在校する教員の専門分野以外でも教育をすることができる
現在、人工減少の傾向がある日本。NHKの調査によると2017年4月の時点で、取材した全67の教育委員会のうち、ほぼ半数の32の委員会で、各募集定数に対して717人もの教員が不足していたそうです。緊急対策として、教頭が担任や授業を受け持つなどして対処したとのことですが、中には授業を実施できないというところも出ているのが現状です。こんなとき、なんでも覚えられて研修期間もいらない教員の代わりになるものがあると、とても魅力的ではありませんか?それが「AIさくらさん」なのです。
4)生徒のパートナーのように寄り添うことができる
人工知能(AI)といって想像できるもののひとつとして、有名な猫型ロボットなどを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。弊社の「AIさくらさん」は、教材としてだけではなく、生徒一人ひとりのパートナーとして寄り添うこともできるのです。例えば、解けなかった問題の傾向を解析して、「あなたはこういった問題が苦手な傾向にあるので、この対策をしましょう」といったアドバイスをしたり、学校生活において悩みがあったときには「どうしたんですか?私でよければお話を聞かせてください」といったように聞き役になることもできます。学校には活発な子、内気な子、様々な生徒がいます。そんな中、コミュニケーションの手助けになったり、学習のサポートをすることも人工知能(AI)だからこそです。
教師も生徒も同時にサポート
教育現場での教え方、学習の仕方も時代によって変化します。今までは紙媒体で作業する必要のあった教材もデジタル化が進み、人工知能(AI)が活躍し始めている日本において、その一端を「AIさくらさん」によって解決することができます。人工が減少していく中で、早めに対策をとることが、今後の日本の教育現場を左右します。人工知能(AI)によって、少しでも改善を進めてみませんか?
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澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。