アパレル、日用品、薬品など、あらゆる分野においてECサイトでの購入が多くなってきました。
しかし、「実際に手で触れてから購入したい」と、店舗に足を運ぶという人の方がまだまだ主流です。
単価が高く、長く使うことになる家電は満足のいく使い心地か、コスメは自分の肌質に合うか、発色が自分好みかなど、ネットのユーザーレビューだけでは分からない情報を確認できることが、実店舗販売の強みです。
人手不足に悩む量販店で、人工知能システム「AIさくらさん」が、良質な接客を行い売上アップに繋げるためのお手伝いをします。
1)英語だけでなく、中国、韓国語も対応。訪日外国人の接客
「メイド・イン・ジャパン」のハイクオリティは海外で広く認知され、多くの訪日外国人が家電や食品、日用品などを求めて量販店に訪れます。
しかし、都内の有名な観光地でも、訪日外国人に対する接客が十分にできていないのが実情です。
「英語であれば必要最低限の接客が出来るけれど、他の言語となるとちょっと...」といった悩みを聞くこともあります。
「見慣れない製品に興味が湧いたけど、使い方が分からないし、母国語を話せる店員さんもいなそうだ...」訪日外国人がそんな場面に出くわしたときに活躍するのがAIさくらさんです。
AIさくらさんに搭載されたマイクに話しかければ、人工知能が「何語で話しかけられて、どんなことを聞かれているのか?」を解析し、話しかけられた言語と同じ言語で、ふさわしい返答を行うことができます。
また、店頭のパネルに商品をかざせば、使用方法に関するWebページを表示させたり、使用方法の動画を再生させることも可能です。
英語だけでなく中国語、韓国語も対応しているため、多くの訪日外国人を取りこぼすことなく接客できます。
2)人手不足でも漏れなく、丁寧な対応を
訪日外国人への対応に限らず、人手不足で接客が行き届いていないことに悩む店舗は多くあります。
そんな人手不足を解消させるために、スーパーやレンタルビデオ店では無人レジ導入が進み、機会的な作業に人員を割くのではなく、もっと難しい業務に人の手をかけられるよう努力しています。
そんな中でも、商品やサービスに関する質問などは個々に対応が異なり、まだまだ一対一での接客が必要とされています。
顧客が商品やサービスに関する質問をしたそうにしていても、対応できる店員がいなく、貴重な販売チャンスを逃してしまう...。
そんな経験をされたこともあるのではないでしょうか。
店頭に人工知能システムAIさくらさんを導入すれば、顧客は店員が空くのを待つことなく、タッチパネルで目的のサービス情報を探し当てることができます。
「○○の商品はどこに置いてある?」「○○の使い方は?」といった頻繁に聞かれる質問をデフォルトで表示させることもできるため、顧客は店員に声を掛けるよりもストレス無く、いち早く問題を解決できます。
3)質問するたびにユーザーニーズが分かり、回答の精度が上がる
ユーザーがAIさくらさんを利用する度に、新たに入力される質問は日々増えていきます。
その中でも、ユーザーが求める回答を出来なかった質問、意図しない回答をしてしまった質問も出てきます。
そういったデータを解析し、チューンナップできることもAIさくらさんの特長です。
専任アナリストが解析し、微妙な言い回しの違いも理解し、対応できるように調整することが可能です。
また、新たに入力される質問内容からユーザーがどういった情報を求めているのかというユーザーニーズを蓄積することがもできます。
「○○の商品に関する質問が多いから、発注数を増やして、店頭のもっと目立つ場所に配置しよう」
「○○の使い方についての質問が多いので、説明動画を掲載したり、店頭での実演販売を行おう」
といった、売り場改善へのヒントを見つけ出すことができます。
上記に限らず、AIさくらさんが実店舗での接客クオリティ向上のために出来ることはたくさんあります。
「こういった業種ではどんな活用方法があるか?」「こんなことは出来ないだろうか」などありましたらお気軽にお問い合わせください。
澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。