飲食業界の抱える大きな問題として「人手不足」があります。
帝国データバンクの調べによると、飲食店の77.3%が人手不足の問題を抱えていることが分かりました。
人手不足が原因で、少ない従業員での長時間労働が続き、離職者が増えてまた人手不足になる...という負のサイクルが慢性化しているようです。
働き方改革も迫る中、一刻も早い問題解決のために改めて注目されているのが、飲食店の現場への人工知能(AI)の活用です。
1)ホールで人工知能(AI)が接客対応!外国語もOK
人手不足の解決方法の一つとして上げられるのは、AIが接客を行うという方法です。
例えば居酒屋などのホールスタッフの場合、オーダーの受付や料理のサーブをする他にも、外国人のお客様とコミュニケーションをしなくてはいけない場面があったり、企業の作ったマニュアルにはない対応をしなければならない場合が多くあります。
弊社の人工知能(AI)接客システムのAIさくらさんでこのホールスタッフ業務ができるようになれば、こういった場面でのスタッフの業務負荷を大幅に軽減することができます。例えば、AIさくらさんは英語だけではなく4ヶ国語に対応しているため、英語圏以外の外国人への接客でも困りません。
また、他サービスと連携することができるため、自走式ロボットなどと連携すれば飲み物や料理を自動で運ぶことができます。カメラと連携すればお客様の料理や飲み物がなくなった時に「料理や飲み物はいかがですか?」と注文を促すこともできます。
つまり、上記の業務をAIが担うことで、ホールスタッフは人にしかできない業務にのみ集中して取り組むことができるようになるのです。これによって従業員の業務負担が大幅に軽減されるため、長時間労働や連続勤務など労働環境の問題やワークバランスが改善されます。
2)人工知能(AI)を使い、働き方改革を支援!
国が働き方改革を推進する一方で、現場では休暇が増えるどころか従業員一人当たりの業務量すら減っていないのが現状です。何故なら、企業側はそう簡単にスタッフの総数を増やすことができないからです。
追加人員が戦力になるまでには既存の従業員による教育が必要になってくるため、時間がかかります。そんな時は、人工知能(AI)を導入して、雑務などの人がやらなくてよい仕事を任せることで、限られた貴重な人員をゆっくり休ませたり、更に重要度の高い仕事を任せることができるようになります。
例えば、予約の受付やマニュアルの共有などは、AIさくらさんがおこなえる仕事です。そういった作業をAIさくらさんに任せることでスタッフの業務負荷が減り、休みが取りやすくなります。スタッフは、AIさくらさんが行えない業務や苦情処理など、人間の頭や心を使う必要のある仕事に取り組めばいいのです。
3)人工知能(AI)がスタッフを教育!
先にも述べたように、飲食業界がハードワークになる原因の一つは、人材の入れ替わりが激しいということです。スタッフが入れ替わると教育に時間がかかり、それだけでも既存の従業員の業務負荷がアップしてしまいます。その問題を解決する一つの手段として、スタッフの教育にAIさくらさんを取り入れ、活用するという方法があります。
飲食店では、アルバイトや契約社員でスタッフが構成されていることが多いため、長年にわたって同じ人が現場にいるということは稀です。そのため、スタッフが入れ替わる度に同じ説明を何回もしないといけません。
繰り返し教えないと理解できないということは当たり前なのですが、何度も同じ説明をすることに教える側がストレスを抱えてしまうという問題があります。教わる側にとっても、同じ内容を何度も聞くことに抵抗があったり、教わった内容をなかなか覚えられずに自信を無くしてしまったり、ということが問題になってきます。
その一方で、さくらさんは一度覚えた教育内容を忘れることはありません。教える側が何回も同じ説明をする必要もなくなりますし、教わる側も仕事で困った時にはAIさくらさんに話しかければ解決するため、気軽に問題を解決することができます。
人手不足が嘆かれる飲食業界でも、AIさくらさんが仕事を担っていくことによってその問題を解決することができます。働き方改革を行い、仕事も余暇も楽しめる、そんなワークライフバランスを推進する企業を目指しましょう。
澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。