近年、インターネットの普及により、SmartデバイスやIoT連携が次々と進化しています。それに伴いログデータや顧客データなどは人が管理するにはとてつもなく膨大なデータ量になっています。この蓄積される膨大なデータを、多くの企業はビジネスで活用しようと動きはじめています。今回は人工知能を使いどのようにデータをビジネスで活用するかを紹介します。
どのようにデータを収集し、ビジネスに活かしていくか
実店舗であればアンケート、Webであればグーグルアナリティクスといったように、何かの手段を使ってニーズや満足度といった顧客情報を収集しているかと思います。ではAIを絡めた情報収集はどういったものなのか、どういう成果があるのかをご説明いたします。・Webサイトにおけるリアルタイムニーズを分・実店舗におけるお客様の満足度向上
Webサイトにおけるリアルタイムニーズを分析
Webサイト上の顧客に対して、「アンノウンマーケティング」というマーケティング手法を行う会社が多々あります。では、アンノウンマーケティングとは一体どういうものなのでしょうか。会員でもない、どこの誰なのかわからないユーザーをアンノウン(=unknown)ユーザーと呼びます。Webサイトを訪れるユーザーの98%を占めるといわれています。こういったユーザにアプローチを行う方法をアンノウンマーケティングといいます。弊社では、アンノウンマーケティングのツールとして「FURUMAI」というサービスを提供しております。FURUMAIは人工知能(AI)がWebサイトを分析し、閲覧ルート、興味キーワードを抽出、訪問者を自動的に振り分けて、Webサイトを閲覧ユーザーに対して最適な形にカスタマイズします。得た情報を基に、One to OneでWeb接客を実現することができます。また、このFURUMAIは人工知能(AI)が分析した情報をもとにWebサイトの改善点を取り上げてくれます。リアルタイムニーズに合わせて改修を行うためユーザーにとって目的を達成しやすいサイトを作り上げることができます。
実店舗におけるお客様の満足度向上
皆さんは店舗に訪れたユーザからどのように満足度を収集していますか?アンケートやWeb問い合わせ、電話での対応から収集している企業も多いのではないでしょうか。弊社が提供しているサービスのAIさくらさんではそういった情報収集をより効率的に行うことができます。例えばサイネージを店舗に置くことで、求めている商品が置いてあるかどういった質問をされているかなどをログとして残しておくことができます。これによりサイネージに質問した内容から顧客の満足度を図れることができます。ログをもとに情報を分析し、接客や取扱商品に対してアプローチをかけることができるのです。また「さくらさん」「サイネージ」といった少しの物珍しさから店舗への客足を増やす効果も実証されています。
AIは仕事を奪うのではなく、仕事の質を高めてくれる
マーケティングにおいて売ることは大前提で、売れる仕組みを作ることが大切といわれています。AIさくらさんではそれを実現することが可能です。実際に渋谷109のSBYやイオンモールでは実店舗に導入いただいており顧客満足度も向上しており、その他にも多くの企業に導入しています。インターネットや人工知能(AI)の普及により今までにない新しい手法もどんどん実現されています。思い切って人工知能(AI)の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。あなたにとってAIは仕事を奪うのではなく、仕事の質を高めてくれるそんなパートナーになってくれることでしょう。
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澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
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