AI(人工知能)に関する報道が増えている昨今、導入が急がれる鉄道業界の現状と、今後どのように進化していくのかを紹介します。
1)鉄道・駅構内のインバウンド対応の現状
2020年の東京オリンピックに向けて増え続ける訪日外国人。訪日時、移動手段として鉄道を使用する割合は実に8割以上と言われています。
しかし東京の鉄道網は世界的にも複雑と言われており、訪日外国人はあまりにも多い路線の数に、乗換えの方法や切符の買い方などで戸惑っているようです。
近年は、大手鉄道会社は英語案内を増やしたり、駅構内に外国語専門スタッフを常駐させるなどの対策を行っているようですが、人手不足が叫ばれる昨今、増え続ける訪日外国人にマンパワーだけでは対応しきれなくなっているのが現状です。
そこで今最も注目されているのが、人工知能(AI)やIoTを駆使した訪日外国人対応です。
2)AI(人工知能)ならここまでできる!
弊社ティファナ・ドットコムのソリューションである人工知能(AI)AIさくらさんは、鉄道業界や空港にも導入されている、『完全実用向け』のソリューションです。
以下のような機能を導入予定です。
1)駅構内での道案内や切符の購入などをデジタルサイネージに話しかけるだけで行える
2)話しかけた言語に合わせて、画面表示をその言語に自動切り替え
3)デジタルサイネージの前に立った人の表情などを読み取り、返答内容を変更
この内容は現段階ですでに実装可能なソリューションで、今後さらにできることは増えていきます。
人間の場合、言語スキルによって応対内容にバラつきが出たり夜間は英語対応スタッフが不在だったりと、サービスの質にムラが出ますが、AIさくらさんの場合は24時間365日常駐し、対応内容も均一です。
人工知能(AI)を導入すれば、人件費を削減できるだけでなく、日本の新しい「おもてなし」として活躍してくれること間違いなしです。
3)AI(人工知能)が取得した情報はこう活かせる!
人工知能(AI)のメリットはまだあります。
先ほど述べたように24時間365日対応可能なほか、会話の内容はすべて履歴に残すことができます。
例えば、どこの国の人がどのような時間帯に、どのような質問や疑問を投げかけているのかが分かります。
さらに、駅構内に複数の人工知能(AI)を設置した場合は、どの場所にどのような掲示物を設置すべきなのかや、
マーケティング活動にも活かすことができます。
また、昨今多くの鉄道会社が実施をしている「スタンプラリー」も人工知能(AI)と話した履歴をスタンプとすることで、人工知能(AI)が設置されている事も認知させることが可能になります。
このように人工知能(AI)を導入すれば、より多くの人が、よりスムーズに駅を利用することができます。
人工知能(AI)の使い方は、紹介した事例以外にもアイディア次第で無限大に活用が可能です。
少子高齢化やグローバル化が課題となる日本にとって、必須のソリューションとなるでしょう。
人工知能(AI)の導入を検討されている場合は、是非お問い合わせください。
澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。