3年前に上場を果たし、企業としての規模拡大を狙っている我が社。人事部として働く私は、人材配置や労務管理にこれまで以上に熱が入っています。
もちろん、業務内容はそれらだけではありません。時には面接官として、我が社への就職を志望してくれている学生たちと関わり合っています。上場後、志望者の学生が大幅に増えました。これまで数十人規模だった学生が、上場以降数百人単位となり、我々人事部は面接業務に追われる日々を送っています。内定者数を増やしたとはいえ、その枠を大きく越える志望者がいるため、学生たちの管理が業務の負担となってしまいます。
今が大切な時期だからこそ、業務に支障を出したくないのですが…。人の手は限られていますので、非効率的な仕事方法であるというのが現実です。
そこで我が社では、採用管理ツールの導入を検討し始めました。今回は、そのツールを調査することで分かった利便性や業務効率化を図る機能についてご紹介します。
採用業務の中で大切なのは、我々が求めている人物像と面接者の人物像がどこまで一致しているか、という点です。組織として共に働く仲間ですので、会社が目指していることに共感していただきたいですし、求めている人材に合った方とお仕事をしていきたいと思っています。
そのためには履歴書に書かれている内容や面接時の姿を柔軟に判断しなければいけません。しかし、「我々が求めている人材にどれだけ近いか」という判断基準は目に見えるものではありません。履歴書の内容や面接時の対応を数値化させることはできませんので、こちらが予め決めていた基準を満たしているか、という判断は正直曖昧な部分があります。
このような基準を可視化し、人物情報を簡単に照らし合わせることができるのが、AIを活用した採用管理ツールです。
個人的な嗜好やバイアスを取り除き、より公平な判断をしてくれます。これにより、採用業務の効率化を図ることができます。面接者数が増えている我が社においては、採用業務一つでも膨大な時間を費やしてしまいます。このツールを活用すれば、その他のひっ迫している業務に手を回すことができそうです!
また、基準を明確にし評価をすることは、離職率の低下にもつながります。面接官によって判断に差異が生まれてしまうと、本当に我々が求めている基準を満たしているかが不鮮明ですよね。入社後に双方の認識の違いが生まれてしまうと、離職の可能性が高くなってしまいます。離職してしまう可能性はなるべく減らしたいところ。AIが明確な基準を設けて採用管理を行えば、このような認識の違いを減らすことができます。お互いが同じ認識で働くことで、居心地の良い会社を目指すことができますね!
このように、AIによる採用管理には多くの可能性があります。このようなツールの導入は、社内の人間にとっても内定者にとっても、気持ちの良い企業となるための第一歩と言えます!
AIによる採用管理の機能は、これだけではありません。
面接者の人数が多くなり混乱してしまう業務の一つに、日程調整があります。1日に何件も面接をしていると、「今日は誰の面接だっけ…?」「今日の面接は何次だっけ…?」となってしまいませんか?このような混乱を防ぐことができるのも、AIの強みなんです!
面接サポートAIは、エントリーから面接の日程調整までのフローを自動化してくれます。人間が一件ずつ確認していた負荷の高い業務をAIが担うことで、人間が手を下すことなく、自分たちの都合に合わせた日程調整を行ってくれるのです。日程調整は混乱を招くだけでなく、調整・管理に多大な時間がかかってしまいます。AIに任せることで、混乱を引き起こさず業務の効率化を図れるのです!
これまで、人間だからこそ柔軟にできると思っていた採用業務。今回導入の検討から調査まで行い、AIでも柔軟な対応ができることに驚きました。人間よりも思考スピードが格段に早く、時間を気にせず利用できるため、その利便性は想像をはるかに超えていました。
人事部の新たな仲間である面接サポートAIと共に、さらなる企業拡大を狙っていきたいと思います!
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。