私が働く人事部では、採用面接に多大な時間がかかっていることに悩んでいました。時間がかかってしまうことは仕方のない部分もあるかもしれません。でも、なるべく短時間で効率よく業務を進めていきたいものです。
業務内容としては、応募者との日程調整から選考、その後の評価まで、多岐に渡ります。
特に新卒採用が始まる時期になると、定時で帰ることが難しくなります。
毎日ヘロヘロになりながら帰宅し、ご飯を食べる元気もないまま寝るだけの夜を過ごしていました。
こんな状況を改善したい!という私たちは、AIに面接業務をサポートしてもらうことにしました。
最近では、配膳をしてくれる猫型のAIロボットがいたり、AIがイラストを作成してくれたりするなど、様々なところでAIが活躍している時代です。
そんなAIなら、面接業務でも何か良い影響をもたらしてくれるのではないかとの期待がありました。
とはいえ、初めてのことだと、まずは何をしていけばいいか分かりません。
情報が何もない私たちは、何から始めればいいのか調べてみることにしました。
ネット上には様々な情報がありましたが、私たちは次の3点を行いました。
(企業によって何を準備する必要があるのかは変わってくると思いますが、1つの参考にしてもらえればと思います!)
まずは事前に「なぜシステムを導入したいのか?」を明確にする必要があります。
例えば、「もっと多くの人と面接をしたい」「人手不足を解消したい」などが挙げられますよね。
抱える課題は、企業によって異なると思います。
働いている中で、「これを解決したい!」という部分を見つけましょう。
これは、1つ目の「課題を明確にする」にも繋がる部分だと思います。
実際の業務の中で、どの部分をAIにサポートしてもらうのかを明確にすることで、どのようなAIを導入すればいいのかを判断しやすくなるでしょう。
例えば、「AIに日程調整をして欲しい」と思ったら、日程調整ができるAIを導入すればよいと判断できます。
せっかく導入したのに、本来解決したかった課題が解決できなかった…とならないように、しっかり考えましょう。
日々発展していくのがAIです。
現在のAIが何をすることができるのか、AIがどこまで成長したのかを把握しておくことで、導入目的に合わせてAIに色々なことをお願いできるでしょう。
導入効果を最大限にするためにも、定期的に情報は収集し続けましょう!
AI面接の導入は、従来の面接プロセスにおけるさまざまな課題を解決する手段として注目されています。まず、AI面接は評価の均一性と客観性を向上させる点で優れています。従来の面接では、面接官の主観や感情に左右されるリスクがありましたが、AIは応募者の表情、言葉の選択、声のトーンなどを一貫した基準で分析するため、バイアスの少ない評価が期待できます。
また、AI面接は業務効率化にも貢献します。企業は短期間で多くの候補者を評価する必要がある場合、AIを活用することで短時間でのスクリーニングが可能となり、面接官の負担が軽減されます。さらに、遠隔地の応募者に対してもAI面接を利用することで、地理的な制約を超えて多様な人材にアプローチすることができ、採用の幅を広げる効果も期待されます。
さらに、AI面接の結果データを分析することで、企業は採用プロセス全体の改善ポイントを見つけやすくなり、長期的な人材確保に向けた戦略的な改善が可能です。AI面接は、企業と応募者の双方にとって効率的で公平な採用環境を提供するツールとして、今後ますます活用が進むでしょう。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
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