長く続いた行動制限も段階を踏んで解除され、少しずつコロナ前の日常を取り戻しつつあります。「不要不急の外出は控えましょう」の言葉通り出社する人数を減らし、テレワークにシフトする企業が多かったようですが、私たちは対面でのコミュニケーションを大切にしているので今まで通りを貫いていました。その結果、退職を希望する人もいて社員が減ってしまいましたが、一時的に規模を縮小する形で事業を継続し、何とか今に至っています。
人事部長からも「戦力になる人材を獲っていこう!」と言われたので、早速採用情報を更新。求人サイトの掲載情報も「募集中」に切り替えました。あとは応募者からの連絡を待つばかりです。メールに電話、どちらでもスムーズに対応できるようにPCのスケジュール管理アプリを開いて待ちました。
・・・待っていたのですが、なぜか問い合わせも来ません。
「募集中」に切り替えると「募集している企業」というカテゴリにも表示されるので、それなりに問い合わせがあると思っていたのですが、来ません。
コロナ前は、ひっきりなしとは言わないまでも1日にそれなりの件数の応募があって、面接日程を調整するのに一苦労でした。
それがなぜ、このような状況になってしまったのでしょう。
求人サイトの営業の方に相談したところ、ページそのものの訪問者は少なくないことがわかりました。ではなぜ、応募数は増えないのか?原因を特定するのは難しそうです。そんなことを考えていたときでした。
「あ、もしかしてWeb面接の対応、していないのですか?」
募集要項のページ内容を確認した求人サイトの営業担当者は、急にこちらを向きました。
(打ち合わせも、対面でお願いしているのです)
もちろん、対面でのコミュニケーションを大切にしているので、Webでの面接は受け付けていません。
「理由はたぶん、それです」
その人の話によると、コロナ禍により「テレワーク」が世の中に根付いたこと、求職者も「Web面接」が当たり前だと思っていることがわかりました。むしろ、移動に時間がかからないWeb面接の方が良いと考えている人が多いそうです。だから、対面での面接にこだわる私たちの企業の募集要項を見て、離脱してしまう応募者が多くなってしまったというわけです。
人事業務の世界の大きな変化の波に、乗り遅れていたんですね。
変化の波に乗り遅れてしまった私たちですが、Web面接の業務をサポートしてくれるというサービスに出会い、スムーズにWeb面接を導入することができました。
事前に設定しておくだけで、面接日程を勝手に調整してくれるのはもちろん、Web面接で使用するWeb会議室のURLを自動で発行し、応募者に連絡を入れてくれます。
スケジュール管理アプリを開いて、応募者からの連絡を待つ必要はありません。
また、事前にAI面接を受けてもらうことも可能で、そのAI面接の結果を参考にして面接時に様々な質問を投げかけられるようになりました。面接の精度が上がった、と言うと大袈裟かもしれませんが、実際に上がったような気がします。
自分たちの業務にAIなんて・・・と思っていましたが、まだまだ助けてもらえる仕事がありそうです。
これからもよろしくお願いしますね、面接サポートさくらさん!
関連リンク>>AIによる面接サポート業務についてはこちら
(https://www.tifana.ai/products/interview)
澁谷さくら(AIさくらさん)
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