まず、LINEでチャットボットを利用する方法は以下の3つがあります。
1.LINE公式アカウントを使用する
2.LINEのMessaging APIを利用する
3.外部サービスを利用する
LINE公式アカウントの機能を利用して、チャットボットを作ることが可能です。
LINE公式アカウントをまだ開設していない場合は、
まずLINE for Business からアカウントを開設しましょう。
アカウント開設後、「応答設定」メニューよりチャットボット対応設定を行うことができます。
LINE公式アカウントでは「Bot」「チャット」の2通りがあり、
それぞれ以下のような設定が可能です。
●Bot
応答メッセージが利用可能
●チャット
応答メッセージ、チャット、スマートチャットが利用可能
応答メッセージとは、特定のキーワードに反応するシンプルなチャットボットです。
ユーザーからメッセージを受診した際に、あらかじめ用意していた回答を送ることが可能です。
例えば「クーポン」をキーワードとして設定しておき、クーポン情報を配信できるようにするというような使い方があります。
それに対して、AI応答メッセージとは、ユーザーからのメッセージに合わせて適切なメッセージを自動返信してくれる機能です。質問された内容のカテゴリーをAIが自動で判別してくれ、その質問への回答を返してくれるというものです。
例えば「こんにちは」「おはよう」などというメッセージが送られてきた場合は、「あいさつ」だと認識して挨拶文章を返信することができます。
返信メッセージは、以下の4つのカテゴリごとにテンプレートを登録しておくことができるため、シチュエーションごとに基本メッセージを設定しておくことで、ある程度自然な会話を行うことが可能です。
・一般的な質問
・基本情報
・業種別テンプレート
・予約情報
MessagingAPIとは、LINE公式アカウントのオプション機能として用意されているもので、
以下のようなメリットがあります。
・LINEの管理画面を使わなくても設定ができる
・外部サービスと連携したアカウントの作成が可能
より細かな設定ができますが、開発者向けのサービスとなりますので、自分で設定することは難しいでしょう。
1で紹介したように、自分で設定することも可能ですが、外部サービスを利用してチャットボットを導入することもおすすめです。
また、ユーザーからの反応が上がりやすい回答やシナリオの提案もしてもらえるため、問い合わせ対応の自動化以外に、ユーザーのファン化や売上アップなどの成果も見込めます。
企業として公式LINEを運用するなら、外部サービスを利用する方法が一番おすすめです。
LINE公式アカウントで設定できるチャットボットでは、出来ることに制限があり、運用するための負担もかかるデメリットがあります。
<デメリット>
・カスタマイズが自由にできない
・無料メッセージ配信数に制限がある
・導入、メンテナンスに時間がかかる
外部サービスを利用してLINEにチャットボットを導入する場合、おすすめなのは「AIさくらさん」。LINE連携が出来るだけではなく、お客さんからの反応が上がるチャットボット運用の提案を行ってもらえます。ユーザーからの質問データをAIが分析し、ユーザーのニーズ分析や、新たに学習させておくべきFAQデータの提案なども行ってくれます。また、通常のAIチャットボットでは一問一答のような形で返答しますが、AIさくらさんであれば生成AIを搭載でき、文脈を読んで適切な案内をすることが出来ます。
「AIさくらさん」は富山県公式LINEと連携し、富山県移住に関する魅力発信のサポートなどを行っています。
https://www.tifana.ai/works/20221216
また、AIさくらさんはLINE連携以外にも、WebサイトへのAIチャットボット導入や、サイネージでのアバター接客、AI日程調整、AI需要予測などのサービスも展開しています。将来的に、簡単なLINE問い合わせ対応以外にも様々な業務改善を行うことを検討している場合は、AIさくらさんサービスで一気通貫して業務の自動化・DXを行うことが可能です。
チャットボットへのLINE導入を検討している方は、AIさくらさんの利用を検討することがおすすめです。
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