今回は、社内向けAIチャットボットを導入された企業で、総務部に勤務されている石原早紀さん(仮名)にお話をお聞きしました。
記者:まずは、導入経緯からうかがえればと思います。
石原:弊社では全国各地に支店がありまして、社内連絡や書類提出の依頼はMicrosoftのSharePointを使っていたのですが、それらに関する問合せが頻繁にあり、本来の業務に支障が出てくるときがありました。
記者:なるほど。「SharePointを確認してください」ではダメだったのでしょうか。
石原:はい。一方通行なアナウンスではなかなか使ってもらうことができず、結局は人を増やすことでの対話対応となってしまいました。
記者:それでは、人件費がかかってきますよね。
石原:上司からも何とかならないのかとあり、質問の傾向をみたところ、同じような質問が複数の支店からあることが分かったので、チャットボットの導入を提案しました。
記者:いくつかの候補があったと思いますが、決め手はどこにあったのでしょうか。
石原:上司はセキュリティのことを気にしていましたが、私的にはひとりでの対応となるため、導入後のサポートが手厚いサービスであることが重要なポイントでした。
記者:双方を叶えるのが社内向けAIチャットボットということなのですね。
石原:そうです。
記者:それなりに安いサービスもあったのではないでしょうか?
石原:ありました。ただ、費用は安いのですが、FAQのメンテナンスは自社で対応しないといけなかったり、有人サポートは別途有償だったりして、運用していくのが大変そうでした。
記者:社内向けAIチャットボットはその点、問題なかったのですか?
石原:はい、全てサービス会社のほうでやってくれています。チャットボットの担当に人件費を割くことが難しい会社でも、あまり不安に思わずに導入へ踏み切ることができそうだと思いました。
記者:実際の費用対効果はどうでしょうか。
石原:私の代わりに時間を問わずいつでも対応してくれるので見合っていると思います。本支店間の連絡や問い合わせ対応が楽になりました。今まで毎日のように残業をしていましたが、社内向けAIチャットボットを導入してからは、だいぶ少なくなりました。
記者:それは良かったですね。
石原:毎月報告会を開いて結果報告をくれるので、そのレポートを上司に提出するだけですんでしまい楽をさせてもらっています。(笑)
記者:社内向けAIチャットボットはおすすめということですね。お時間をいただきありがとうございます。
石原:こちらこそありがとうございました。
社内チャットボットを導入したという声はよく聞きますが、十分な効果や結果を出せているのかと問うと、多くの方々が首をかしげるのではないでしょうか。もともと人が対応していたことをいきなりAIに置き換えることに難があり、結果をだすためにはそれなりのパワーがかかってきます。どこまでベンダーがサポートしてくれるのかがポイントになってきそうです。
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AIさくらさん(澁谷さくら)
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