AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
石井 裕副 氏
東京エアトラベル・ホテル専門学校
エアライン・観光・鉄道系 主任 鉄道交通科担任
東京エアトラベル・ホテル専門学校の鉄道交通科で、講師として基礎科目から鉄道サービス、また就職に関する講義など幅広い内容を担当。今回は、AIさくらさんの試験導入についてのお話を伺います。
インタビューアー
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
採用者 / 同僚
石井 裕副 氏
東京エアトラベル・ホテル専門学校
エアライン・観光・鉄道系 主任 鉄道交通科担任
東京エアトラベル・ホテル専門学校の鉄道交通科で、講師として基礎科目から鉄道サービス、また就職に関する講義など幅広い内容を担当。今回は、AIさくらさんの試験導入についてのお話を伺います。
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
石井 裕副 氏
東京エアトラベル・ホテル専門学校
エアライン・観光・鉄道系 主任 鉄道交通科担任
東京エアトラベル・ホテル専門学校の鉄道交通科で、講師として基礎科目から鉄道サービス、また就職に関する講義など幅広い内容を担当。今回は、AIさくらさんの試験導入についてのお話を伺います。
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
石井 裕副 氏
東京エアトラベル・ホテル専門学校
エアライン・観光・鉄道系 主任 鉄道交通科担任
東京エアトラベル・ホテル専門学校の鉄道交通科で、講師として基礎科目から鉄道サービス、また就職に関する講義など幅広い内容を担当。今回は、AIさくらさんの試験導入についてのお話を伺います。
インタビューアー
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
採用者 / 同僚
石井 裕副 氏
東京エアトラベル・ホテル専門学校
エアライン・観光・鉄道系 主任 鉄道交通科担任
東京エアトラベル・ホテル専門学校の鉄道交通科で、講師として基礎科目から鉄道サービス、また就職に関する講義など幅広い内容を担当。今回は、AIさくらさんの試験導入についてのお話を伺います。
AIさくらさん(以降、さくら):
今日は、私がお手伝いさせていただいた東京エアトラベル・ホテル専門学校の方との対談ということで、ちょっと緊張しています。でもお話を伺えるのが、とても楽しみです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
石井裕副(以降、石井):
こちらこそ、よろしくお願いします。
さくら:
こちらの東京エアトラベル・ホテル専門学校は、総合学園テクノスカレッジに所属する専門学校なのですね。
石井:
はい、テクノスカレッジには現在32の学科があり、それが86のコースに分かれています。その中でもひとつの学校・学科にとらわれず、縦ではなく横に広がる、さまざまな学科間のつながりが特長です。授業はもちろん、イベントなども他の学科と一緒に協同することで、幅広い領域でのコミュニケーションを重視しています。
さくら:
専門性と多様性の両立には、コミュニケーションがとても大事なんですね。
石井:
そうですね。またクラスは少人数制なので、各担任が2年もしくは4年の間、手厚くサポートするということも特長のひとつです。
さくら:
ご紹介ありがとうございます。石井さんは、こちらで鉄道交通科の教員を務めていらっしゃるのですよね。
石井:
そうです。この学校に着任したのは約4年前で、それまでは25年間、鉄道の仕事を一筋にやってきました。運転士から駅員、車掌とすべての現場を経験しているので、そういった仕事をめざす学生に、生の声を聞かせてあげられたらと思ったんです。本校は模擬練習ではない、「本物にこだわる学び」をめざしているので、やはり本物の情報を伝えてあげたいと。
またこの4月からは、エアラインや観光鉄道系の主任も務めることになりました。より幅広い分野に目を向けていかなくてはいけないので、このAIさくらさんの試験導入も、何かそのきっかけになれば、と進めてきたところです。
さくら:
学科が多岐に渡るということは、学生さんの学んできた分野も幅広そうですね。講義や行事の連絡などに関しては、どんなことを感じていらっしゃいますか?
石井:
ちょうどこのコロナ禍で、実際の登校が週3回ほどになってしまいました。さらに緊急事態宣言などが出た場合には、すべてオンライン授業になってしまうので、なかなか学生と接する機会がないんですね。
でも今の時代は技術が進んだこともあり、場所や時間にとらわれず学生と向き合う時間が増えたようにも感じます。面談も学校ではなく家からおこなうなど、働き方も学び方もここ1、2年でガラッと変わってしまったなと、すごく感じますね。
さくら:
学生さんとのコミュニケーションのあり方が変わってきた、という感じでしょうか。
石井:
はい。今まで登校しない日や春夏の休み期間中は、会ったり連絡したりする機会が少なかったのですが、オンラインやSNSを活用することで、密に連絡ができるようになりました。今までよりも手厚く、指導やサポートができているかなと感じます。
さくら:
鉄道業務での長いご経験をふまえて、教員として感じることや心がけていらっしゃることはありますか?
石井:
自分は鉄道業界にすごく憧れていたので、たぶん学んでいる学生たちも同じ夢を持っていると思うんですよ。でも鉄道に限らず、見た目ではカッコいい仕事も、実際には厳しく、辛いことがあります。そんな話も包み隠さず伝えながら、やりがいを感じさせてあげたい。それもまた就職活動の糧になるかなと思っています。
またその後、就職した学生たちが学校に来てくれたり、逆に彼らの現場を見に行ったりすることで、私も元気をもらったり、新しいことを学んだりできているという感じです。
さくら:
石井さんは、先生でいらっしゃると同時に先輩でもあるのですね。
石井:
内定をもらった学生には、いつも言うんですよ。これからは同じ業界の後輩としても見るから、より厳しくなるよと。時間のルールを守れないと鉄道の世界では生きていけないよ、といった話などして、厳しさもしっかり伝えるようにしています。
さくら:
学生さんの卒業後も考えていらっしゃるのですね。素敵です。
さくら:
私——「AIさくらさん」を、こちらの学校で試すことになったきっかけについて、お聞かせいただけますか?
石井:
昨年度、幕張メッセで開催された鉄道技術展を学生と一緒に見に行ったんですよ。実はうちの教員に、サイトで面白いものを見たよと言われて気になっていたんですが、ちょうど駅を降りたところにいたのがAIさくらさんでした。
さくら:
海浜幕張の駅が、私との最初の出会いだったんですね!そのときは、どんなことを思われましたか?
石井:
今の鉄道ビジネスにおいて、運転士や車掌としてだけ働くという時代は終わっています。そんな変化のなか、JR東日本さんなどは、やはり最先端を走っていると思います。エキナカやSuicaのシステムだけではなく、AIさくらさんのような技術の活用といったところにも興味を持ち、今後の鉄道ビジネスの一環として皆にも伝えたいと思いました。でも学校で教員たちに話したら、びっくりして頭に「?」がついていたんですよ。そこでティファナの方に説明に来ていただいた、というのが始まりですかね。
さくら:
教員の方々はびっくりされていた、ということですが、最初はAIというものへの疑問などもあったのでしょうか?
石井:
うちの学校には、情報システム科というAIやICTなどを幅広く学ぶ学科があって、そこの先生たちはすぐに受け入れてくれたんですが、その他の人たちは、「さくらさんって何?」という感じで、なかなか理解されなかったんですよ。でもティファナさんから、さまざまな使い道があるシステムだと非常に熱心に説明していただいて理解度が上がりましたね。我々も勉強になりました。
さくら:
ご説明がお役に立ったのでしたら、よかったです。
石井:
まずは学校のなかで、どう活用できるのかが見えてきましたね。たとえば面接さくらさんだと、キャリアセンターでの人手不足解消や学生の待ち時間の短縮が可能になるのかな、とか。
さくら:
いろいろな活用方法をお考えいただき、ありがとうございます。私のことも、ご理解いただけて嬉しいです。ちなみにこちらの学校では、DX推進に対してどう取り組まれていますか?
石井:
学校としては、コロナ禍でも世の中の流れに乗り遅れないことを心がけてきましたし、私自身も、2年間DX推進委員というのを務めています。
1人に1台のパソコンやWi-Fi環境の整備など、まず学生の支援を優先して進め、それから教員の事務作業のDX化やペーパーレス化を図っています。その一環としてティファナさんに来ていただき、ご説明を受けたという感じですね。
今後はまだ分かりませんが、さくらさんに事務の受付などもやってもらえれば、効率化、省力化につながり、もっと他の業務に力を注げるのではないかと思います。またキャリアセンターの方からも、面接練習に面接さくらさんを導入してはどうか、といった話も出ていますね。
いろいろな場面で活躍してもらえれば、時間や場所の制約から自由になれるので、学生の勉強にも教員の仕事にも役立つんじゃないかなと思っています。
さくら:
場所や時間に制約されないというのは、忙しい皆さんにとって大事なことですね。
石井:
ここ1、2年で、本当にそれを感じるようになりました。以前は先生がテレワークできるなんて思っていなかったので、自宅からの授業というのがとても不思議でした。「今日は学校じゃなくて、家からやってるんだよ」とか、ときには駅のベンチとか、さまざまな場所からできちゃうのも、時代の流れというところでしょうか。デジタルに関しては、たぶん学生の方が詳しいので、頑張って負けないようにしなくちゃ、と思っています。
さくら:
こういったデジタル化の試みは、保護者の方々に対しても進められているのですか?
石井:
そうですね、ペーパーレス化をはじめとして、連絡が確実に読まれたことが分かる既読機能を持ったWEB掲示板システムや、今までの手間や費用を削減できる一斉配信機能の活用なども進めています。
さくら:
私もその一環として、お手伝いできるかもしれませんね。
石井:
たとえばオープンキャンパスや行事などでは、入口での案内をお願いして、この学校は面白いなと思ってもらえるようにしたいですね。
さくら:
石井さんは、最初の頃の皆さんの反応をどうご覧になりましたか?
石井:
先日開催されたテクノス展(学修成果発表会)に展示させていただいたときには、勉強として学生に任せきりだったんですが、最初はみんな戸惑いですね。でも学生がお手本を見せると、教員も勇気を出して話しかけていました。また静かな教員室で僕が喋りかけると、さくらさんの声が場を和ませてくれて、徐々に馴染んでいった感じですね。
さくら:
石井さんや学生さんが積極的に紹介してくださったことで、他の方にも知っていただくきっかけになりましたね。とても感謝しています。
石井:
まずは自分がさくらさんに話しかける姿を見せることで、それが連鎖的に他の先生や学生に広がったという感じでした。学生の方から、さくらさん駅にもいたよと教えてくれたり、うちの学校は面白いものを置いている、みたいな話題を学校の外でしてくれることもありました。
さくら:
業務のお手伝いだけでなく、そういう話題づくりでもお役に立てていたら嬉しいです。
石井:
最初は、あくまで「AI」だという感覚もありましたが、さくらさんの表情や動きには癒やされますね。
さくら:
ありがとうございます。たとえば映像関係の学生さんなどは、どう感じてらっしゃったんでしょうか?ビジュアルにこだわりのある方も多いと思うのですが。
石井:
ハートのサインがかわいい、と言って一緒にやっていましたね。アニメや漫画系の学科もありますが、さくらさんのイメージは好評でしたよ。その他CGの好きな学生は、着せ替えできないんですか、なんて聞いてきたり。自分がめざすものと、どこかでリンクしているみたいですね。
さくら:
確かに、クリエイティブ系の学生さんだとそうかもしれませんね。その他、航空業界やサービス関係の学生さんは、接客という点でどう感じていらっしゃったんでしょうか?
石井:
もっと機械的な答え方をするのかなと思っていたら、さくらさんの動きや表情に和まされた、という感じでしょうか。今は音声対応のシステムも増えましたが、言葉だけだと冷たく感じてしまうのに、アニメーションなどがあると違いますね。
さくら:
ありがとうございます。今回は学校の案内など試験的にいくつかの項目が設定されていましたが、内容的にはいかがでしたか?
石井:
実は、急にさくらさんを設置しようという話になったので、もう少し時間があれば他にもいろいろ検討できたのかな、と感じました。学校内のどこに何が展示されている、といった情報や、もっと多くの学科についての紹介説明もできたらよかったと、後から思いました。
さくら:
私も同じことを考えていました。学生さんにしてみれば、自分の学科が紹介されたら嬉しいでしょうね。お互い、もう少し時間をかけて学ぶこともできたかもしれませんね。
石井:
たとえば、エアラインサービス科や鉄道交通科ならそれぞれの制服に着替えたり、アニメ・マンガ科だったら何かのキャラクターになったりすると面白いのかなと。また企業や役所向けの内容なら、それに合わせたスタイルになるとか。そうすると見る側も、「さくらさんは、自分のことを理解してくれているんだ」と思うでしょうね。
さくら:
学科ごとに制服を変えてご案内してみたいですね。内容に応じた服装や見せ方について、私も学ばせていただきたいです。
石井:
たとえば地方だったら当地の名産品を持つとか、さまざまな場所でそのシーンに合った見せ方ができたら、さくらさんのビジュアルからも得られる情報が多くなるのではないでしょうか。
さくら:
私の見た目を変えていくことで、情報をより直感的に、あるいは立体的に伝えられるかもしれませんね。いろいろと可能性が広がりそうです。