取引先の窓口は「無人化」をしているらしい。
窓口だった人は別の業務に時間を割いていると言うじゃないか、「そんな事できるのか?」と思っていました。
「無人化」って聞くと最近たまにニュースや記事にもなっていることで自分とはかけ離れたものだと思っていましたが、私の考えは古かったようです。
私の体験した話を紹介します。
私のお客さんは窓口・受付を全部無人化しているようで、なぜ無人化することを始めたのか不思議だったから聞いてみました。
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私:先程、「窓口に人がいるのは久しぶりだ」と仰っていましたが、窓口に人が立っていないということですか?番号札とか出す機械入れたんですか?それとも別のツールを入れたんですか?
お客さん:違う違う!無人化して、AIのアバターが接客してくれてるんだよ。
私:AI?AIってそんな事できるんですか?
お客さん:そうそう、うちの会社にあるのはAIも搭載されているアバター接客なんだよ。
私:アバター接客?
お客さん:そうなんだよ。無人化って聞くと不便ってイメージがあるだろう?AIだと近寄りがたい印象を感じるだろうけど、全く違うんだよ。
人がいなくても窓口の案内業務が出来るからむしろうちの会社では重宝してるんだよ。
私:はぁ・・・
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よくよく聞いてみると、アバター接客というAIで、窓口や受付などの簡単な質問や会議室の案内をAIがしてくれて、AIでは答えられないことをアバターを使った人が対応してくれるというものらしい。
お客様が話題にする「アバター接客」とは、AIが代わりに対応するサービスです。
駅や商業施設、店舗、自治体などで使われており、問い合わせが集中してしまう場合に役立ちます。
初めは改善されないと考えていたものの、大手企業でも導入され、実績もそこそこあることがわかりました。
半信半疑で問い合わせたところ、アバター接客の技術は時代遅れであると感じていた自分の考えが完全に間違っていたことが分かりました。
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私:受付とか窓口で人が対応するのって普通だと思ってたんです。
でも、取引先のお客さんに「窓口で人が対応するのは久しぶりだ」って言われて…
ティファナ:そうですね、今は無人化されているところが多いかもしれません。
私:え!!??そうなんですか?
ティファナ:はい、窓口の無人化はもう少し先って思われる方も多いのですが、受付や窓口で聞くことってだいたい同じで担当者と部署、訪問してきた人の名前と会社名を伝える。
予定している打ち合わせがなければ確認する、これって人がする必要ってほとんど無いんですよ。
私:でも、その確認がなければどうやって対応するんです?
ティファナ:AIだったら出来るんです。
もちろん人が対応したほうがいい場面ではアバターを使った人が対応します。
私:だったら人が対応すれば良いんじゃ…?
ティファナ:人はもっと高度な仕事ができますから、大事な仕事に時間を割いてもらうようにしたいんです。
伝達や確認は仕組み化すれば誰でも出来ます、それは子どもでも教えたら出来るのと同じです。
そこで、案内業務にかける時間を、なにか別の仕組みを考えたり、売上に直結するような施策に対し時間に変えてもらえるようにすることで働き方が変わるんですよ。
私:はぁ・・・
ティファナ:窓口をやっている方に聞いてみてください。
多分いつも同じこと聞かれて、私じゃなくてもいいって思ってると思います。
~~~帰社後~~~
私:あのさ、窓口業務やってると私じゃなくても良くないって思うことってある?
窓口:え・・・まぁ、正直思いますね・・・残業時間も減りますし・・・
私:えええ、そうなんだ・・・
窓口:ビルの何階に〇〇会議室があるとか、部署番号とか書いてあるのに聞かれますからね。
これって別に私じゃなくてもいいのにな・・・って思うことはありますね。
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自分の考えが古かったことに気づき、早速上層部に相談しました。
導入から運用までは光のように早く、あっという間に無人化することが出来ました。
窓口業務をやっていた社員も有効的な時間の活用ができるので、残業も減って今では定時退社しています。
こんな有効活用できるツールを使わない人はいないでしょう?
アバター接客は有効的なサービスだと感じました。
無人化なんてって思っていた前の自分を殴ってやりたいくらいには損していたと感じます。
これで私の会社でも「売れる前から知っていたよ」と自慢が出来ます。
アバター接客ってもっと他の使い方も出来るみたいなので、これから別の活用方法について相談する予定です。
澁谷さくら(AIさくらさん)
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