「テレワーク」「リモートワーク」「在宅勤務」、ここ数ヶ月の内に一気に聞き馴染みのある言葉になったと思います。
実際にテレワークを経験し、今も続いているという人もいるでしょう。
では、実際にテレワークをするにあたって必要なこととは何なのでしょうか?
テレワークの問題・課題を取り上げつつ、テレワークを機として必要となる事柄について説明いたします。

テレワークとは

テレワークは、社団法人 日本テレワーク協会によって下記のように定義されています。

テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つ分けられます。
-社団法人 日本テレワーク協会/テレワークとは

在宅勤務やリモートワークなど様々な呼ばれ方をしていますが、一括りとして「テレワーク」となります。
実際に2020年4月から5月にかけての緊急事態宣言により、テレワークを実施・検討したという企業は多いのではないでしょうか。
東京都心部はオリンピックに向けてテレワークを実施する企業が増加していた状況もあり、緊急事態宣言による自粛は、全国的なテレワークの普及の後押しになったともいえます。

テレワークの問題・課題

急ぎテレワークの実施が開始された企業が増えたのに伴い、テレワークへの問題や課題も浮き彫りとなりました。
大きく3点の問題が挙げられます。

環境の問題

出社をすれば、会社から支給されたパソコンなどを使用して業務を行うことが出来ます。
ですが自宅で行うとなると、「パソコンが無い」「ネット環境が整っていない」などの十分に業務を行うことが出来る環境が無い、という問題が挙がりました。
長時間の作業に適さないローテーブルを使用しての業務や小さいノートパソコンでの業務も、身体に大きく負担がかかり、いつもより業務に時間がかかります。
また、家族と一緒に住んでいる、小さい子供がいる場合には、業務をする部屋自体の選定も必要となります。

いざテレワークに入ろうとしても、自宅にその場所が整っていない場合には実施することが難しいでしょう。

セキュリティの問題

環境の問題と似ていますが、セキュリティ面にも課題があります。
オフィス内で業務を行っている場合には、基本社外へ業務内容を持ち出すことはありません。
ただ、テレワークとなると社外へ持ち出して業務を行うことが常となります。
社内のPCへリモートで繋ぐ場合や、社外のパソコンへとデータを移す場合、情報漏洩のリスクが高まります。
実際に、アップデートが十分で無かった為に、VPN接続に必要な情報が外部へ流出してしまった事例もありました。
セキュリティ面をカバーすることがテレワークでは重要な課題となります。

コミュニケーションの問題

オフィス内で働いている場合、周りに人がいることが多いでしょう。
不明点を直接質問したり、不安に思っていることを相談したり、また世間話のような他愛ない会話をしたりなど、コミュニケーションは多岐に渡ります。
その反面、テレワークでは周りに人がいないことが常になります。
特に一人暮らしの場合には、人と直接コミュニケーションを取るという機会が大幅に減ってしまいます。

実際にテレワークの問題として約70%の人が「コミュニケーション不足」と回答しています。
コミュニケーションが減ることは、業務が円滑に進まない原因にもなり、また長くコミュニケーションを取らないことによって精神的にも負担がかかります。
どうしても画面を挟んで会話をする機会が多くなってしまう為、どのようにコミュニケーションをとっていくかが課題となります。

テレワーク×AI=?

テレワークが抱える問題や課題について説明しました。
多くの企業でテレワークが実施されるようになった現在では、様々なテレワークに関するサービスやツールが生まれています。
テレワークに関するサービスで問題を解決することは可能ですが、アフターコロナに向けてはテレワークの見方自体を考える必要があります。

現状では「感染対策」「働き方改革」の面が大きいテレワークですが、「オンライン化」を進める為の手段と取る方が良いでしょう。
実際にテレワークを実施するにあたって、今まで紙で行っていた申請や押印などをオンライン上で出来るようにした企業が多いと思います。
そうした今までは当たり前としか思っていなかった方法や前提を、打開することが出来る機会ということです。
テレワークでも滞りなく進むように業務をオンライン化することによって、今まではなかった業務効率化や働き方の改善に乗り出すことが出来るのではないでしょうか。

実際にオンライン化を進めるにあたって導入が進んでいるのが、AI(人工知能)です。
業務内容についてAIに教えておくことで、何回も同じ人に聞きなおすようなコミュニケーションロスを減らすことが可能です。

さいごに

テレワークの問題と、アフターコロナに向けて必要となる事柄について説明しました。
今後のアフターコロナの時代において「オンライン化」は、重要なキーワードとなります。
AI(人工知能)をはじめとした最新技術を用いることで、新たな働き方への一歩となるのではないでしょうか。
関連記事としてテレワークに関係した記事を記載しますので、ぜひこちらも読んで頂き、テレワークで必要なことについて考え直してみましょう。