キャラクターマーケティングという分野では、「AI」が次なるキャラクターの活躍の場として注目されています。
特にコンシェルジュ的な役割を持つAIキャラクターを見かける機会が多くなってきました。
(どんなAIキャラクターが登場しているかは、後ほどご紹介しますね)
現に多くのAIキャラクターがいる中で、「AI キャラクター」と検索すると
なんと…「AIさくらさん」が検索結果の2位に浮上します!
(1位は、「AIキャラクタービジネス」の記事です。
AIさくらさんは、AIキャラクター単体で紹介されているため、実質AIキャラクターとしてNo.1だと声を大にして言いたい!)
しかし、1位(確信)とはいえ、何体のうちの1位なのでしょう…?
自社サービスでAIキャラクターを扱っていますが、改めて競合にどんなキャラクターがいるか振り返ろうと思います。

AIキャラクターの分類

私がAI事業に関わる前からすでに知っていたキャラクターといえば、LINEというアプリに入っていた「りんな」というキャラクターです。
私が「りんな」を知り始めた当時は、対企業向けAIというよりかは、一人一人のユーザーをアシストしていくタイプのAIが多かった印象です。
恐らく、各AI制作会社の狙いとしては、ゲーム感覚でまずは利用してもらい、人工知能に一定のデータを学習させることだったのではないでしょうか?
そしてゆくゆくは、蓄積データやナレッジを元に、対企業向けAIを生み出していく算段をつけていたのだと想定されます。
その名残として、現在存在している多くのAIキャラクターは、下記画像のように「サポート系」or「エンタメ系」の2つに分類できると考えられます。

ネットで「AI キャラクター」と独自調査した結果、「AIキャラクターは50体も存在しないのでは?」という考えに行き着きました。
(ゲームAIが搭載されたキャラクターは、ゲームのプラットフォームに存在が限定されるためここでは除外します。)
「AIキャラクター」は、キャラクター単体で打ち出されたものとは違い、「AI」としての機能性が劣っている場合は、機能性の悪い印象に引っ張られ、目に入れてもらえなくなったり、呆れの対象になってしまいます。
機能性も求められるからこそ、キャラクター性の両立が難しいのです。
そのため、AIキャラクターの数は爆発的に多いというわけではないのかもしれません。
さて、AIさくらさんが、仮に50体のうちの1位だとすると
100体や500体に比べ、キャラクターマーケティング内では比較的安全な立ち位置にいるのではないでしょうか?
ただ、ITの市場は移り変わりが激しく、AIキャラクターももちろん影響を受けるので、運用次第では消滅しかねません。
そこで、AIさくらさんのイラストや、アニメーションを作成することに専念してきた4年間を元に、
「AIキャラクターとしてNo.1であり続ける」ための要素をまとめたいと思います。

キャラクターであることの必要性

そもそもAIとして機能性を充実させることとは別に”見た目”を持たせることの必要性とはなんでしょうか?
前提として、AI(人工知能)は機能であり、”見た目”は定義されているものではありません。
例えば、空気の自動調整AIが搭載されたエアコンや、火災レベルをAIが分析し家主にアラートをあげるものなどでは、AIさくらさんのようなキャラクター性は持ち合わせていないですよね。
上記と、図より導き出せることは、
「人とコミュニケーションをとるタイプのAI」がキャラクターとの親和性が高いということです。
人間がコミュニケーション上で大事にするのは、信頼や親しみやすさです。
その判断材料として、会話をする相手の話を聞く態度や表情は欠かせないですよね。
また、人工知能は人間の知能を基準にするため、得体の知らない形よりも、人間の見た目に近づけるのは自然な流れだと言えます。

キャラクターの楽しみ方を最大限に活かす

キャラクターには3つの楽しみ方があると、いとうとしこさん※1が、そう仰っていました。
※1・・・クリエイティブディレクター、「コアラのマーチ」CMを約20年担当
1.受け手として楽しむ
2.使って楽しむ
3.生んで楽しむ
1、2はあくまで既存のキャラクター、3はこれから生み出される未知なるキャラクターです。
既存キャラクターと未知なるキャラクターという相反する要素を含めながら
3つの楽しみ方を一気に実現することは、難しいですよね?
実はこの部分に、AIキャラクターとしてNo.1であり続ける武器が隠されていると睨んでいます。
では、3つの楽しみ方をAIさくらさんに置き換えて紹介します。

1.受け手として楽しむ

・駅に貼られているAIさくらさんのチラシを見る
・AIさくらさんがつぶやいているTwitter情報を拡散する
・筐体に描かれたAIさくらさんイラストを観に、各地を巡る
などの行動がこれに当たります。
AIの用途以外に、様々なメディア展開を行なうことで多くのユーザーから認知されるようになります。

2.使って楽しむ

AIさくらさんに対して、
・おすすめの観光スポットを質問する
・挨拶や季節ごとの会話を楽しむ
などが該当します。
AI自体の機能が充実していれば、「この子、賢いじゃん!」と相乗効果が得られます。

3.生んで楽しむ

AIキャラクターにとって、一番重要な楽しみ方になります。
AIさくらさんは、目の色、来ている服、髪型などをカスタマイズできます。
クライアントが自分達に合うキャラクターを想像し、AIさくらさんで実現させていくわけですね。
その傍ら、AIとしてどんどんコンテンツを学習させていき育てていくことで、キャラクターに対し、育て親のような愛着が湧くのです。
クライアントと制作のお打ち合わせをするとき、何より一番盛り上がるのが、「AIさくらさんの見た目をどうするか?」です。
本来、「AIとしての機能をどうするか」や、「AIで課題解決するためにどうするべきか」に論点が向かうところをなぜ見た目ばかりに話が集中するのか当時は不思議でした。
中には、「忍びや舞妓さんなど日本をイメージしたキャラクターにしたい!」や、「目を閉じたキャラクターなのですが、アニメーションにするなら開眼させたい」などクライアントからノリノリで提案いただいたこともあります。
クライアントが上記の状態の時は、すでにAIさくらさんファンになったも同然なので、キャラクター性だけでなく、AIで実現したいことや、会社としての夢をどんどん話してくれます。
双方にとってAIさくらさんが、コミュニケーションの大事なファクターになるわけです。
また、クライアントも、キャラクターを生み出す作業の一旦を担うことで、自社キャラクターのような意識が芽生え、競合に目移りしづらくなります。
AIさくらさんは、カスタマイズという柔軟性を取り入れることで、3つの楽しみ方を一気に実現できてしまうのです。
本文を通して、AIキャラクターの特性を少しでも理解いただけたら幸いです。
私自身も、AIさくらさんがこれからも社会に貢献しつつ、愛され続けるようなキャラクターになるよう、2020年様々なことに挑戦していきたいなと思います。
目指せAIさくらさん、人気No.1AIキャラクター!
▼まだAIさくらさんを知らない方は下記をご参照ください!
https://tifana.ai/example/