騙されないで!ネットのデマで人が死ぬ時代。デマに振り回されないために

大量買いしましたか?トイレットペーパー。
26度の白湯飲んでみちゃったりとか…。
もしかして、デマの拡散を手伝ってしまった・・・なんてことはないですか?

そんなあなたは、この記事を読んで一旦落ち着いてください。
そして、実はとても危険な事に巻き込まれているという認識を持ってください。

たかがデマ…と思うかも知れませんが、これは下手すると命に関わる大変な問題なんです。
しかも、悪意はなくてもあなた自身が加害者になってしまうこともあり得る怖い話です。

どういうことなのか、説明していきます。

ネットの情報で人が死ぬ…
その手伝いをあなたがしてしまうかも知れない

ネットの世界では昔っから色々なウソやデマがそこかしこで問題を起こしています。
ただ、昔と違うのは、SNSの存在。

SNSによってデマが伝播するスピードが格段に上がったのと同時に、誰もがデマ拡散の片棒をかつげてしまう…
知らず知らずのうちに自分がデマを流していた…という事になってしまうわけです。

たちが悪いのが、善意を利用したデマの拡散。
災害時などに色々な情報がSNS上に流れますが、多くは被災して苦しんでいる人を助けるためのもの。
善意からその情報をリツイートして、被災者に情報を届けてあげたいと思うのが人情という物ですが、そこに悪意が紛れ込みます。

例えば
災害発生時、本来は危険な場所なのに、そこを避難場所としたデマ情報を流す悪人が居たとします。
現地に詳しくないあなたはそれを見て、これは被災者に必要な情報だと思い、善意からリツイートしてしまいます。
それを見た被災者がぞくぞくと危険な場所に集まり、二次災害によって大勢死んでしまいました。

そんなことが起こったら、あなたはどうします?

悪意は無かったとしても、自分のリツイートを見て大勢の人が死んだと言う事実に、耐えられますか?
もちろん悪いのは元のデマ情報を流した人ですが、その片棒を担いでしまい、被害を拡大させたのは…

こんなことが実際に起きてしまうのが今の時代です。

2018年8月、メキシコで凄惨な事件が起きました。
ワッツアップというSNSアプリでデマ情報を流された何の罪も無い2人が、住民に集団暴行を受け、焼き殺されてしまったのです。

何が起きていたのかはBBCに詳しい内容が書かれています。
【フェイクニュースを超えて】 SNSのうわさのせいで焼き殺され、メキシコの小さな町で

似たようなことが世界各地で起きており、国内も例外ではなく逮捕者も出ています。

国内でよく問題になるのは、起きた事件の犯人を特定して、その家族や関係者、所属する企業を攻撃するアレです。

全く無関係の人が犯人の関係者や家族とされ、被害を受けてしまう。
憶測で情報を流す人間も問題ですし、その裏付けの無い不確定な情報で人を攻撃する大勢の人間も問題です。

ネットの匿名性から、身分を隠したまま気軽に人を誹謗中傷できてしまう為、ストレス発散に利用されているというのが実態のようです。

ただ、ここでひとつ知っておいて欲しいことがあります。

実はネット上に匿名性なんてほぼありません

表面上名前や顔を隠すことはできますが、相当気をつけて周到に準備しない限りは必ずバレます。

よって、あなた自身が加害者になって、逮捕されたりしないためにも、出所が不明確で、裏付けがない情報を拡散させるのはやめましょう。

これはよく言われる、民度とか、マナーの話なのですが、普段マナーの良い人でもネット上では別の顔が…と言う事が多いので…これもネットは匿名性があるという思い込み故ですね。
実生活でストレスがたまっていても、ネットで悪口を書いたりするのではなく、人に迷惑のかからない形で発散しましょう。その方が健全です。

なんかつまらない道徳の話をしている感じになってきましたが、言いたいことはこの先にあります。

デマに騙されない方法

冒頭に書きましたが、直近ですと新コロナウィルスの影響でトイレットペーパーがなくなるというデマが流れ、お店からトイレットペーパーがなくなりました。

理由は
・マスクの材料とトイレットペーパーの材料が同じだから、マスク増産のためにトイレットペーパーが作れなくなる。
・トイレットペーパーは中国の工場で作っており、輸入が止まるので不足する。
・原材料を中国からの輸入に頼っており…

こんな感じなのですが、これらはちょっとネットで調べるだけでウソだと言うことがわかります。

かく言う私も、コロナウィルスの増殖をアオサが抑える…と言う情報に騙されかけました。
「中部大学」という権威がついていたので、アオサ買っておこうかな…なんてちょっと思いました。
が、そもそもアオサの何が効くの?その成分はアオサ以外だとどこにあるの?などなど調べてしまう癖があるので、気づいてしまうわけです。

あれ?インフルエンザウィルスで実験してるけど、コロナウィルスでは実験してないのね…

あくまで、抑制できるんじゃないかと言う仮説であって、「あおさにヒトコロナウィルス増殖抑制効果を確認」なんてリリース打っちゃダメだろ。

と思っていたら案の定、各方面から批判があったようで、発表自体取り消されてしまいました。
同時に中部大学に対する業界からの目は、今後だいぶ厳しい物になると思います。

つまり何を言いたいかというと、ネットの情報は全てウソである

コレです。
ちょっと極端ですが、既成事実以外のインパクトのある情報は、まずウソだと思うことです。

反射的にリツイート…ではなく、冷静に一拍おいて
「んん?それ、ほんとかぁ???」と、思いましょう。

そうすれば、26度のぬるま湯で新コロナウィルスを殺すことなんてできるわけがない

と気づくはずです。

どんなに権威のある媒体、研究機関、企業からの発表でも信じてはいけません。
個人からの情報なんて、全く信用出来ません。

だから、調べましょう。
その情報の元になっているソース…、ニュース映像や記事、根拠、論拠、論文。出所が別で同じ事をいっているソースを最低限2つ見つけましょう。
それが見つかれば、完全ではありませんが、ほぼ信じて良いと思います。

そして知識を付けましょう。そうすれば、デトックスとか、ホメオパシーとか、水素水とか、血液クレンジングとか…

それおかしくね?

と、裏付け情報を探すまでもなくすぐに気づけます。

思考停止して、脊髄反射的に悪意の片棒を担いでしまわないよう、行動する前に一旦深呼吸。
そして、「んん?それ、ほんとかぁ???」
コレです。

コロナウィルスは収まる気配がないですが、それに乗じたさらなるデマがたくさん流れることでしょう。

デマに踊らされて右往左往するか、デマを見抜いてより賢く生き抜くかはあなた次第!

と言う事でまた今度!