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最終更新日:
2022-08-06
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公開日:
2022-02-19

スマホサイズの翻訳機など、AI(人工知能)を活用した最新自動翻訳サービス

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目次
スマホサイズの翻訳機など、AI(人工知能)を活用した最新自動翻訳サービス

グローバル化という言葉がすでに時代遅れになりつつあるほど、
様々な業界や分野において、盛んな国際交流が積極的に行われています。
日本を訪れる外国人の観光客も増加している中で、インバウンド対応の一形態として、
高い精度での翻訳業務の必要性もますます高まっています。

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その一方で、インターネットなどで提供されている一般的な翻訳サービスでは、
ビジネスに必要な高度な専門用語を翻訳しきれないなど、翻訳に関するニーズを十分に満たすことは難しくなっています。
そうした中、人工知能の技術を活用して高度な翻訳業務を行うシステムやサービスが登場しています。
ここでは、AIを導入した自動翻訳システムについてご紹介します。

神経回路のデータを取り込んだAIが、高度な自動翻訳を実現

日本の大手電気通信事業者が、人工知能の技術によって精度の高い自動翻訳を実現するシステムを開発しました。

AIシステムの特徴

システムの特徴は、最新のAI技術と最新の翻訳エンジンを組み合わせていることです。
AI技術については、人間の脳の神経回路をデータによって模倣した
ニューラルネットワークの技術が採用されており、簡単な操作で複雑な文章を翻訳できるようになっています。
翻訳エンジンについては、企業がこれまで蓄積してきた日本語解析技術を投入した
最新のエンジンを導入することで、難解なビジネス文書などの翻訳が可能になっています。

AIシステムによる翻訳の精度と速度

翻訳の精度については、人間による翻訳と比較した場合、TOEICのスコアが900点代の翻訳者と同等のレベルの精度を達成しました。
翻訳の速度については、人間の翻訳者が7時間かかった文章を、AIシステムは2分以内に完了させました。

AIシステムの今後の展開

AIシステムが対応している翻訳サービスは、日本語の英訳と英語の和訳ですが、
今後は中国語など、他言語にも対応することを予定しています。
また、より安全な環境で翻訳サービスを利用できるように、
各種のセキュリティ技術を組み合わせた機能の追加も検討されています。

AIがオーダーメイドの自動翻訳を実現するサービス

翻訳業務を実施している横浜市の企業では、
人工知能が顧客に応じてオーダーメイドの自動翻訳を行うサービスを提供しています。

ビジネスにおける翻訳業務の課題

世界規模でビジネスを展開する場合、
外国語で専門的な用語を使用しなければならない機会が多いことから、
一般的な自動翻訳システムでは十分な翻訳ができないケースも少なくありません。
その一方で、マニュアルや資料など、業務に必要な様々な書類を翻訳するためには、膨大なコストが必要になってきます。

翻訳サービスの特徴

翻訳サービスに導入されたAIは学習機能を搭載しているため、
サービスを使用するほど翻訳の精度が高まっていきます。
それによって、顧客ごとに最適化された自動翻訳が実現されます。
文章を翻訳するだけでなく、顧客ごとに専用の用語集がアップデートされるのもサービスの特徴です。
翻訳の都度、文章をAIによって解析することで、頻度の高い用語をピックアップしていく仕組みです。

AIの自動翻訳をチェックして精度を高める

AIによる自動翻訳だけでなく、それを入念にチェックするための体制が構築されているのが、サービスの特徴の1つです。
人工知能が翻訳した文章は、独自の解析プログラムによって精査されます。
その後、人間の校正者によって必要な修正が実施されます。
修正に用いられたデータをAIに学習させることで、自動翻訳の精度が向上していきます。

人工知能が翻訳をアシストする携帯型の翻訳機が登場

AIが最適な翻訳を判断して画面に表示してくれる、スマートフォンサイズの翻訳機が登場しています。
翻訳機を使用するためには、Wi-Fiネットワークに接続する必要があります。
ネットワークに接続した際に、人工知能が4つの翻訳エンジンに同時アクセスし、
最も精度の高い翻訳結果を判断して画面に表示します。

簡単な操作だけで相互に翻訳できるシステム

タッチパネルと左右2つのボタンを操作するだけで、簡単に1対1の翻訳をすることが可能です。
翻訳機のタッチパネルを操作して、自分と相手の言語を選択します。
その後、自分が左のボタンを押しながら話すと、自分が発した言葉が相手の言語に翻訳されて表示されます。
相手が右のボタンを押しながら話すと、今度は相手が発した言葉が自分の言語に翻訳されて表示されます。

複数人でのグループ翻訳にも対応

翻訳機を2台以上用意すれば、ネットワーク経由で遠方の相手とのグループ翻訳も可能になっています。
手持ちの翻訳機を自国語に設定した後、チャネルを選択して相手に送信すると、
それぞれのボイスメッセージがお互いの自国語に自動翻訳されます。
システムの理論上は、最大1,000人までのグループ翻訳が可能になっています。

まとめ

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AIの技術を活用した自動翻訳システムについてご紹介しました。
脳の神経回路をデータ化したニューラルネットワークによって高性能な翻訳を行う人工知能、
顧客ごとに最適化されたオーダーメイドの翻訳システム、
遠隔地とのグループ翻訳機能を搭載したAI翻訳機、などが実用化されています。

AIさくらさんは、自動翻訳に対応した高性能な人工知能です。
英語だけでなく、日本に観光やビジネスなどで訪れる人々が多い、中国語や韓国語にも対応しているのが魅力です。
テキストを翻訳するだけでなく、音声入力での質問にも対応しているので、
日本語が分からない外国人の質問に、母国語による音声でスムーズに応答することが可能です。
様々な言語や入力方式に対応しているAIさくらさんを導入することで、
自動翻訳の活躍シーンを大きく広げることができます。

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さくらさん

澁谷さくら(AIさくらさん)

ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。

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