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最終更新日:
2022-09-27
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公開日:
2022-02-19

みんな知ってるフィンテック

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今となっては珍しい言葉ではないですね。フィンテック(FinTech)。
ファイナンスとテクノロジーを掛け合わせた造語と紹介されることが多いのですが、「どういうモノ?」「何ができるの?」と改めて聞かれると曖昧なことしか答えられない...そんな方もいるのでは。(私がそうです)
実は既に、生活のなかで当たり前のように使っているサービスがフィンテックだったりするようです。
ではどんなモノがあるのか。ちょっと調べてみました。

目次
みんな知ってるフィンテック

Finance+Technology=FinTech(フィンテック)

とは言えまずはフィンテックについておさらい。いろいろ調べてみましたが、「フィンテック」という定義があるわけではないようです。
なので、フィンテックというワードの範囲がとても広い。これがいまいち、うまく説明できない要因ですね。先に述べたように、ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた造語です。日本語にすると「金融」と「技術」まぁ、技術はITのことなので、すごくザックリ言いますと、「お金の事について、ネットを使っていろいろ便利にしたもの」がフィンテックです。
身近なものではATMなんかもフィンテックと言えます。ネットバンクや、ネットショッピングでのカード決済もフィンテックです。
当たり前に使っているものですね。あと、調べてみて意外だったのは造語であるけど、英語圏でも通用するという事です。
大体この手のものは日本が勝手に作る和製英語である事が多いですが、元々が米国で作られた造語だったようです。
米国では2000年くらいに出てきたワードで、日本は2014年くらいから使われだしたみたいですね。
ではどんなサービスがあるのか、フィンテックサービスの一例です。

クラウド家計簿・クラウド会計

クラウド家計簿とは、クレジットカードや銀行預金の口座をアプリと連携することで取引を自動で入力し、家計簿を作成するサービスです。
マネーフォワードが有名です。CMもたまに目にします。手書きではないので間違いもなく、アプリなのでスマホなどで見たいときにすぐ見れるのが便利ですね。
クラウド会計は、企業の経費管理を行うサービスです。会計ソフトは以前からありましたが、クラウド会計はパソコンにソフトをインストールする必要がなく、ネット上にデータを保存するので、パソコンが壊れても別のパソコンですぐ業務の続きが行えます。

・すごい昔の話ですが、
私が会社に入って間もない頃、見栄だけで車を購入した事があり、(とは言っても激安中古車)駐車場代とか維持費、生活費などの支出と収入を試算してみたら微妙に赤字で、「どうしよう...」と青ざめていたら、自分の計算ミスでした。
手書きでしたので、そんなこともありますね。

クラウドファンディング

インターネットを介して、不特定多数の人々から小口の資金を調達することですが、すでに一般的になっていますね。
クラウドファンディングにもいくつか種類があるようで、「購入型」「寄付型」「融資型」「投資型」など様々です。
ちなみに、「融資型クラウドファンディング」はソーシャルレンディングとも言ったりします。

・そういえば会社の人の話で、
購入型のクラウドファンディングに機能的なバッグが提案されており、それに参加したそうですが、忘れた頃にバッグが届いたそうです。
既に別のバッグを購入していたので、誕生日プレゼントと称して同僚にあげていました。

スマートペイメント

キャッシュレス決済の方が耳馴染みがあります。
現金や銀行手続きを必要としない、電子的な決済方法全般の事を言うそうです。なので、昔からあるクレジットカードもスマートペイメントと言えます。
スマートペイメントにはいくつか種類があります。クレジットカードなど、カードリーダーを使う接触型NFCやRFIDといった近距離無線通信を使う非接触型スマホのカメラでQRコードを読み取ったり、バーコードを使ったりするコード型などです。

・私の父の話になりますが、
福島の田舎に住んでいまして、時々仕事などで上京します。その際、会って食事をする事があるので、「こっちに来るならPASMOが便利だよ」と2000円程チャージしたのを渡しました。
それからしばらくして、久々に東京で会った時PASMOの事を聞いたら「使い切ったから捨てた」との事です。

仮想通貨

電子データのみでやりとりされる通貨で、法定通貨のように中央銀行が発行する通貨ではないモノを言います。
ビットコインは有名ですが他にも、イーサリアム、リップル、モナコイン、などなど現在も増え続けているようです。
法定通貨ではないので、海外に送金する際も銀行を介さず行えるので、手数料を抑えたり、時間的なロスも少なかったりするのが特徴です。

・最近読んだ本で、
「仮想通貨は国に対して通貨発行権や徴税権を侵害するので国力を落とす」みたいな持論を展開していたものがありました。
通貨として機能的すぎると、国がお金の流れを把握できなくなり、脱税などが増えるというような内容で、なるほど説得力があると感じた本でした。
仮想通貨について、今のところ日本を含め先進国では、通貨というより投機としての目的が強いので、まだその段階ではなさそうです。

ロボアド(ロボットアドバイザー)

お金の運用をする際、投資信託を利用する場合があると思いますが、投資信託は専門家の方達が預かったお金をあの手この手で増やすことですが、(減る事もあります)ロボアドとはそれを人ではなく、AIやフィンテックを使って自動的に行うサービスです。
専門家が対応する投資信託より低コストで気軽に行えるのが魅力で、若年層の利用者が増えているようです。

・これもすごい昔の話、
経済勉強の一環として株を購入しようと思い、どの株にしようとかと検討していた事がありました。
その頃はちょうどオリンパスの「イギリス人社長早期解任」がニュースで話題になっていました。
ガクンと株価が落ちていましたが、私は「大企業だし下落は一時的なものかな。ひと月もすれば元に戻るだろう」と思ってオリンパスの株を購入。
その後、巨額の粉飾決算が発覚し、上場廃止の可能性が出てくる事態となりました。
結局上場廃止にはなりませんでしたが、本当に怖かったです。

FinTechで銀行と証券会社は大変

フィンテックで世の中が便利になってくるように思えますが、銀行や証券会社は戦々恐々かもしれません。
銀行の生業は「お金を貸して利息で利益を得る事」がメインです。
クラウドファンディングなどで、銀行を介さずお金が集められるとなると、銀行の存在意義が危ういという話もあります。
外国への送金にしても、仮想通貨を使えば、手数料も少なくて済むし時間も大幅に短縮できますし。
証券会社は、どちらかと言うとできる事が増えてサービスの拡大に繋がっています。
逆を言えば、フィンテックに乗り遅れるとそれだけ競合他社から大きく差を付けられる状況にあるという事です。
銀行も証券会社もフィンテックを積極的に活用し、利用者の利便性を上げる事で共存できるといいですね。

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さくらさん

澁谷さくら(AIさくらさん)

ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。

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