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最終更新日:
2023-02-13
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公開日:
2022-02-19

アフターコロナに向けたデジタルマーケティングを考える

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急激なテレワークを行ったことによる変化。未曾有の経済自粛で仕事そのものを見直さないとならなくなりました。これから考えなければいけないのは、複数の窓口(チャネル)と多様なサービスを前提としたモデルに変えていく必要性です。

テレワークを単なるバズワードと捉えるのではなく、企業全体の見直しが来ているという側面でまとめてみました。<古い体質ということを言っている場合ではなくなってきています。>

アナログな手法で集客できていた企業ほど、売上の落ち込みも激しくなってきています。現場作業・対人サービス業務を中心とする業種であっても伸びています。これまで、接客をしながらサービスしていた仕事も変わる時が来たのだと思われます。

参考:テレワーク導入率緊急調査結果https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/12/10.html

テレワーク導入率も一定水準を超えており、企業規模が大きくなるにつれて、導入も進んできています。300名以上の企業では、8割は導入されている様子です。100名未満の企業でも5割を超えていることから、3月と比較しても3倍近くの伸び率となっています。

目次
アフターコロナに向けたデジタルマーケティングを考える

デジタルマーケティングとは?

デジタルマーケティングは、インターネットやモバイル通信などのデジタルメディアを介してさまざまなプロダクトやサービスなどをプロモーションしたり販売することを指しています。

昨今の市場では、消費者は実店舗での買い物だけでなく、ホームページやECサイトなどで欲しい物やサービスを探して、そのままオンラインで購入する人が急増しており、それによってデジタルマーケティングはますます重要なものとなっています。

デジタルマーケティングの手法

デジタルマーケティングには、いろいろな手法が存在しています。一例としては、ホームページ、ソーシャルメディア(SNS)、ブログ、メールマガジン、動画、検索エンジンマーケティング、ディスプレイ広告などが挙げられます。

こういった手法は、企業や個人の売り手が商品やサービスを市場に向けて宣伝する際に活用されています。

デジタルマーケティングの目的

デジタルマーケティングの主な目的は、消費者に向けて商品やサービスに関する情報を最適なかたちで届け、購買意欲の向上につなげることです。

ターゲットユーザーとなる消費者に向けて、適切なタイミングで正確なマーケティングメッセージを届けることも重要です。

それを実現するためには、データをしっかり分析した上で、潜在顧客の嗜好や行動パターンなどを的確に把握する必要があります。


さまざまなテクノロジーが急速に発達している昨今では、デジマルマーケティングは、企業や個人事業主などがビジネスで成功するためには欠かせないものとなっています。

デジタルマーケティングを効果的に実行するためには、専門的な知識やスキルの習得が必要となります。そのために専門家から指導を受けたり、自己学習による知識のアップデートがとても重要です。

デジタルマーケティングにおけるAIの役割

デジタルマーケティングを考える上で、AI(人工知能)は、正確で効率的なデータ分析・ターゲティング実施を担うなど、とても重要な役割を果たします。

ターゲティング

AIを活用すると、消費者の嗜好や行動パターンなどを分析し、より精度の高いターゲティングを実行できるようになります。

例えば、過去にクリック・閲覧した広告や、サイトでの購入履歴といったデータに基づき、特定の商品やサービスに興味・関心を抱いている消費者に対して、より効果的なマーケティングを行えます。

パーソナライゼーション

AIを活用すると、消費者の行動データや個人情報などを基に、消費者ごとに個別に最適化された情報をコンテンツとして提供することができるようになります。

例えば、消費者が過去に閲覧した履歴のある商品やサービスなどに関連した内容の広告を表示させることができ、消費者の行動に合わせてコンテンツ自体をカスタマイズすることもできます。

意思決定の自動化

AIを活用することで、データ分析やそれに基づいたレポート作成などを自動化・効率化することができます。人間による作業のミスやエラーを減らし、より正確な結果を得ることができるようになります。

それらの正確なデータは、マーケティングチームが戦略的な思考を巡らせる際の指標となります。

カスタマーサポート

AIを活用することで、消費者が抱える課題を可視化・把握し、迅速かつ的確に解決へ導くことができるようになります。多数の顧客からの問い合わせ・質問に同時に対応することができ、時間や曜日なども問わず対応可能になります。

さらに、AIチャットボットを活用すれば、顧客に必要な情報を入力してもらうことなく、質問内容を基に自動的に必要な情報を抽出・把握することができます。

以上のことから、AIはデジタルマーケティングの推進において、とても重要な役割を果たしていることが分かります。AIを活用することで、より正確かつ効率的なマーケティング活動が可能になり、企業としての競争力を飛躍的に高めることができるようになります。


ただ、AIを十分に活用するには、膨大な量のデータが必要であり、それらのデータを的確に収集して、分析・解析し、うまく使いこなすことが重要です。AIをうまく使いこなすことができれば、マーケティング活用により得られる効果が何倍にもなります。


たとえば、ターゲティングやパーソナライゼーションにAIをうまく活用することで、よりターゲットのニーズに合った広告を配信することができるようになるなど、マーケーティングにおけるROI(投資対効果)を高めることが可能になります。そういった業務をAIにより自動化することで、マーケティングチームのリソースにも余裕ができ、より重要で必要性の高い業務に人員を投入することができます。

AIは、デジタルマーケティングにおいては、急速な進化を遂げており、今後は、さらに多くの企業がAIを導入していくことが予想されています。AIの活用は、より効果的なマーケティングの実現を加速させ、消費者にとってはより価値の高い体験をもたらすことに繋がります。

不動産業界も変わる時が来ているかもしれない

たとえば、不動産は一生の買い物と言われるぐらい高価な商品のため、現地での見学や契約手続きなども対面で行うのが当たり前でした。ただ、これらも利用者視点で考えた場合、わざわざ契約するかもわからない段階で出向いて説明を聞くなどは極力割けたいと考えるユーザーは多いと思われます。これは購入だけではなく、賃貸などの場合であっても同様です。

今はネットで物件探しまでは出来るようになっていますが、そこから先は仲介会社に出向かないと詳細が分かりません。ネットで調べた物件がタイミングによっては必ずしも契約できるとも限らず、出向いても別の物件を紹介されてしまうと探した手間も無駄になったと落胆せざる得ません。これはユーザー体験として、あまり好ましくない結果に繋がってはいないでしょうか。

不動産会社からすれば、今まではWebで先ずは問い合わせ=コンバージョンさせることがゴールです。問い合わせた顧客に対して、いかに来店させるかが重要指標とされてきました。それも、出勤ができればの話。コロナウイルスのように外出を制限されてしまうような出来事があるとわざわざ店舗にまで行こうとする顧客も減るだけでなく、出勤するということ自体も危ぶまれてしまいます。いくら会社の命令であっても従業員にとっても不安は拭えません。このような状況であれば、考えなければならないのは・オンライン相談の窓口・Web会議システムの整備・電子決済の手続きなどがあげられます。

オンライン相談の窓口では、必ずしも対面の前に調べたときにまだ契約可能な物件なのかを人を返さずにも分かる仕組みです。つまりは、自動応答で対応が出来るようにしておく必要があります。特に働き盛りの世代にとって自由な時間帯はそもそも夜や早朝などになるため、営業時間とのミスマッチが起きているからです。また、実際に詳細が知りたいとなったときに現地訪問するのもこのご時世では躊躇してしまう人も多くなってくるため、Web会議システムを活用した物件の内覧なども必要になるのではないかと思われます。

いざ、契約となったときに結局は会わなければならないのかという問題もつきまといます。これらも今はほとんどが電子契約で出来る時代になってきているため、デジタル上で契約も出来てしまえば会わずに契約まで完了できます。ここまでやってようやく不動産業界としてのテレワークに移行できるのではないかと思うが、既存の仕組み、店舗などのインフラがあるとなかなか一足飛びに切り替えられる企業も多くはありません。しかし、それでも取り組みを開始したところとそうでないところで今後の成長度合いは変わっていく気がします。

大事なのはテレワーク化ではなくサービス改善

これまで話してきたことを踏まえると、現場対応や接客サービスが必要なところにもテレワーク化は必要になってきているが従業員をただ在宅勤務にするというのは本質ではないことが分かります。世の中のライフスタイルそのものが大きく変わってきているため、顧客側に立った視点で物事を捉えた時のことも踏まえつつ、従業員にも配慮した働き方をさせるためにはビジネスのモデル形態からも見直しが必要ということです。今回は一例で不動産業界を例えて伝えていますが、不動産に限った話でもありません。

今、テレワークしている企業が本当の意味でデジタルシフトしているかも考える必要があります。キーワードになってくるのは、「サービス改善」ということです。テレワーク自体は推奨していきやすい状況なのは、IT企業にとっては追い風でありますがそれ以外の業界にとっても環境問題を解決させる良いきっかけづくりになると良いでしょう。車通勤しているような企業であれば、自動車に乗らなくても良くなるため排気ガスが削減されるのでエコといえます。

満員電車にも乗らなくて良くなるので、従業員のストレスも緩和出来ます。今後も良いサービスが世の中に出てくることを信じて、私たちもAIで手助けしていきたいと思う。

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澁谷さくら(AIさくらさん)

ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
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