近年進む少子高齢化。現在、日本の働き手はどんどん減り、人手不足が大きな問題となっているのは皆さんもご存知ですね。
その中でも、人手不足の大打撃を受けているのはまさに介護現場ではないでしょうか。
介護を受ける必要がある高齢者はどんどん増えていく一方、介護を担う若者は減っていくばかりです。
このまま、現状を放置していれば人手不足の状況はどんどん悪化していきます。

そこでタイトルにも書いた通り、介護現場に人工知能(AI)・RPAの導入が必要だと筆者は考えます。
皆さんは「人工知能(AI)」や「RPA」という言葉を聞いたことはありますか?
「初めて聞いた!」という方や、「聞いたことはあるけれどいまいちピンとこない…」という方も多いでしょう。

このコラムでは、人工知能(AI)・RPAとはいったいどのようなものなのか、また、人工知能(AI)・RPAでどのように介護現場の人手不足を解決するのか、その具体例をご紹介します。

介護現場の意外な現状

では、人手不足の介護現場ではどのような問題が起きているのでしょうか?
意外に思われるかもしれませんが、介護現場は高齢者を介護するだけが仕事ではありません。
施設利用者の請求処理や、各高齢者のカルテの管理、車送迎のローテーション組等、事務処理の仕事も多いのです。
その中で、情報のデジタル化が追い付かず、基本紙でデータを管理している介護施設も多いと聞きます。
アナログであることで、事務処理に余計な時間がかかり、夜遅くまで勤務を強いられるこの現状では、人手不足に拍車がかかる一方です。

人工知能(AI)・RPAっていったい何?

冒頭で、人手不足の介護現場に人工知能(AI)・RPAを!というお話をしましたね。
「そもそも、人工知能(AI)・RPAっていったい何?」と、思っているそんなあなたに、簡単に解説をいたします。

まず人工知能(AI)とは、コンピュータが人と同じように物事を考え、成長していく技術のことを指します。L社のClov〇や、A社のアレ〇サなどが有名ですよね。
次に、RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略称です。
つまり、文字通り、「従来人間が行っていた作業をロボットで自動化する技術」のことをRPAといいます。

人手不足の介護現場に人工知能(AI)・RPAを導入すると得られる効果とは?

介護現場に人工知能(AI) ・RPAを導入することで、以下の効果が期待できます。

<人工知能(AI) >

  • 人の代わりに人工知能(AI)が話し相手になることで、介護患者の認知症を予防
  • 職員マニュアルとして使用することで、利用者の対応をスピーディーに行い、時短に貢献する
  • 利用者のカルテを人工知能(AI)で管理し、資料の記入や資料を探す時間を短縮させる

<RPA>

  • 申請や請求等のルーティーンワークをRPAに覚えこませることで、今まで書類作成に使っていた時間を0に
  • 毎月必要な備品発注のメールを自動で配信する
  • 面倒な職員のシフト調整をRPAで自動化

今回挙げたのはほんの一例にすぎません。考え方や工夫次第で、さらに業務の効率化が可能になります。

このように、人工知能(AI)・RPAを利用することで、今まで人が行っていた業務を削減することが出来るなんて夢のようですね。しかしこれは現実に実用可能な話なのです。

人工知能(AI)を活用することで介護現場の可能性が更に広がる

「人工知能(AI)やRPAなんて、少し先の未来の話!」と思っていた方も、このコラムを読んで考え方が変わったのではないでしょうか?
人工知能(AI)やRPAは、すでにあなたの手の届くところににいます。
人手不足の介護現場にこそ、人工知能(AI)やRPAを導入することで、働き方改革を行ってみるのも良いかもしれませんね。