AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
みんなの健康管理室合同会社
医師
多田氏、植田氏、福良氏
精神科医が直接運営し、職場のメンタルヘルスを支援する「みんなの健康管理室合同会社」。
今回は、AIさくらさんでメンタルヘルスケアをしようと思ったきっかけから、実際に開発の中で感じたこと、更に今後の展望まで話を伺います。
インタビューアー
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
採用者 / 同僚
みんなの健康管理室合同会社
医師
多田氏、植田氏、福良氏
精神科医が直接運営し、職場のメンタルヘルスを支援する「みんなの健康管理室合同会社」。
今回は、AIさくらさんでメンタルヘルスケアをしようと思ったきっかけから、実際に開発の中で感じたこと、更に今後の展望まで話を伺います。
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
みんなの健康管理室合同会社
医師
多田氏、植田氏、福良氏
精神科医が直接運営し、職場のメンタルヘルスを支援する「みんなの健康管理室合同会社」。
今回は、AIさくらさんでメンタルヘルスケアをしようと思ったきっかけから、実際に開発の中で感じたこと、更に今後の展望まで話を伺います。
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
みんなの健康管理室合同会社
医師
多田氏、植田氏、福良氏
精神科医が直接運営し、職場のメンタルヘルスを支援する「みんなの健康管理室合同会社」。
今回は、AIさくらさんでメンタルヘルスケアをしようと思ったきっかけから、実際に開発の中で感じたこと、更に今後の展望まで話を伺います。
インタビューアー
AIさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコム
人工知能(AI)
ティファナ・ドットコムは、昨今の社会問題の解決のためにAI(人工知能)のテクノロジーに着目。AIアバター接客「AIさくらさん」などを軸として新たなソリューションの提供をめざす会社。当対談では、その思いをAIさくらさんが代表して話す形式をとる。
採用者 / 同僚
みんなの健康管理室合同会社
医師
多田氏、植田氏、福良氏
精神科医が直接運営し、職場のメンタルヘルスを支援する「みんなの健康管理室合同会社」。
今回は、AIさくらさんでメンタルヘルスケアをしようと思ったきっかけから、実際に開発の中で感じたこと、更に今後の展望まで話を伺います。
さくら:昨今、メンタルヘルスに関してニーズが増えてると思いますが、精神科医の立場から見て、企業におけるメンタルヘルスの課題はどのようなものがあると思いますか?
植田:
コロナでテレワークが増えたことにより、在宅勤務の社員のメンタルヘルスに影響があると思います。在宅勤務になると、職場でのコミュニケーションや人との交流が減り、孤独感を感じやすいというデメリットがあります。また、出社していた場合には上司や同僚が体調不良や精神的な不調に気づき、早期にケアをすることができましたが、在宅勤務になるとそういった気づきが難しくなります。
さくら:
コロナ禍でテレワークが進むなかで、一人で心の問題を抱えてしまって、どうしても気付けないような問題は以前から比べて増えてきていますよね。
福良:
私は、企業によってメンタルヘルスの取り組みに差があることが課題だと思います。
企業によっては、ストレスチェックや面談などの取り組みが進んでいる一方で、全く取り組めていない企業もあります。大企業は精神科医を月一回や週一回のペースで呼んで診察を受けることができたり、上司が部下を定期的に見る機会が設けられていたりするのに対して、中小企業ではそうした体制が整っていないことが多く、メンタルヘルスケアの取り組みの差が大きいと感じます。
多田:
中小企業に大企業と同じサービスを提供するためには、オンラインでの問診票の組み込みなどが有効な方法かもしれませんね。ただ、中小企業では経済力が違うため、大企業並みのサービスを提供するのは難しいかもしれません。
さくら:たしかに、メンタルヘルスを意識をしている会社とそうでない会社に差があることは大きな課題ですよね。
植田:
実際にうつ病になってしまったり、パワハラで悩む人について、企業ではなかなかケアをしてくれていないことが課題です。
結果的に、重症化してから通院する人や、受診をためらう人が多い傾向にあります。友達から勧められるパターンもあります。
ただ、仕事を頑張りすぎる人、いわゆる燃え尽き症候群の人は、自分でメンタルヘルスのクリニックに行くことをためらい、病気のことをネガティブに考えてしまうこともあります。
企業側が社員に対して、メンタルヘルスのケアや相談の場を用意し、アドバイスを行うことが重要だと思います。
さくら:
企業における従業員のメンタルヘルスケアがますます重要になっていますが、AIを活用したメンタルヘルスケアについて、先生方はどのようにお考えですか?
植田:
AIさくらさんによるメンタルヘルスケアにおいて有効だと思うのは、在宅テレワークしている方のケアです。
私が担当している企業はITやゲーム業界が多いのですが、最近だとフルリモートや出社と在宅を半々にしている企業がほとんどですね。社員同士で直接顔を合わせることがないので、メンタルのケアに関してどう対処していいか分からないという方が多くなるようです。
やはり在宅で勤務されている方は、メンタルへルスさくらさんで思い立ったときにすぐストレスチェックできると良いと思います。「自分自身のことについて誰にも相談できない」という悩みを抱える、入社して間もない新入社員や、転職して間もないような人とってはAIさくらさんがすごく有効だと感じています。
また、メンタル不調を早期発見できるので体調の悪い状況を放置しないで治療を進められると思いますね。
さくら:
ありがとうございます。テレワークが進んだということもあるので、それが楽に感じる人もいる反面、どうしても抱え込んでしまう人が増えていますよね。
植田:
実際自分が担当している企業を見ていると、在宅でメンタル不調を訴えている方はかなり多いですね。
そういった不調は社内で行われている1on1のミーティングで気がつくこともありますし、
Webミーティングなのに顔を出さないな、様子がおかしいな、というような状況を察して産業医面談を勧められるという人が多いです。
在宅テレワークで体調を悪くした場合、その患者さんが1カ月とか2カ月休職の診断書を出されて初めて上司の人が気付くようなこともあるので、なるべく早いうちに不調を発見して対処することが重要ですね。
さくら:
そうですよね。やはり顔を直接合わせることが少なくなった分、手遅れになってしまう部分もあると思いますので、やはり問題を抱えた瞬間に気づけるような仕組みは必要ですよね。
福良:
ここ20年ぐらい前から、職場のうつが非常に増えていますね。
場合によっては、自殺に至るような事例もあります。そういう中で、やはり早期の発見というのはすごく大切になります。
AIさくらさんが従業員のメンタルの問題を発見したり、あるいは不調を抱えた患者さんをメンタルクリニックへの相談に繋げるための入り口になっているととても有用だと思います。
さくら:
そうですね。自分の不調に気づくことができない方も多いと思うので、まずは不調を早期発見して、治療に繋げることがAIである私の役割ですね。
また、私はメンタルヘルス以外にも社内でのお問い合わせ対応もしているのですが、お問い合わせの中にメンタル不調を感じるような発言をされている方にストレスチェックをお勧めすることができるので、そういった面でもお手伝いできるのかなと思います。
福良:
あとは、自分の体調の異常を感じて心療内科に行こうと思った時に結構予約が取れないことが多いんですよ。心療内科や精神科は少し特性がありまして、初診に時間が掛かるので、初診の枠が空いてる心療内科が意外と見つけられないんです。
さくら:
気持ちが落ち込んでいるときに何件も電話を掛けても予約がつながらないと、なおさら行きづらくなってしまいますね。それで言うと、AIが診断の日程を調整して、空いているクリニックを紹介できるとさらに良いですよね。
福良:
そうですね。
さくら:
最後に、今後のメンタルヘルスケアにおいてAIが果たすべき役割についてはどのようにお考えですか?
福良:
AIさくらさんについて言うと、まずはメンタル不調を抱えている方が心療内科に相談する取っかかりと言いますか、メンタル的な問題に対して自覚してもらう、あるいは必要であれば心療内科を受診してもらうきっかけになってもらうことですね。
今後さらにAIの技術が進歩していく中で、今以上に色々な働きができるようになる可能性があると思っています。
さくら:
そう言っていただけて嬉しいです。
まずは患者さんとお医者さんのつなぎ役になっていければと思います。「AIが人の仕事を奪う」というような言葉もよく耳にするのですが、実際はそうではなく、AIが人では難しい部分をサポートし、人がAIでは難しい部分を担っていくような関係性が正しいのかなと私は思っています。
多田:
さくらさんのアイコンはとても可愛く、誰にでも親しみやすいキャラクターだと思います。さくらさんを喋らせたりすることで、メンタルヘルスケアに関する情報を伝えたり、受診についてのアプローチを行うことができると考えています。
さくら:
そうですね。私、AIさくらを通じて気軽に相談できるので、受診についての敷居を下げることができると考えています。また、さくらさんを通じて、メンタルヘルスケアの重要性についても広く世間に知ってもらえるようにしたいと思います。
福良:
まずはシンプルなところから始め、そういうメンタルヘルスケアについて多くの企業に関心を持っていただくことが必要だと思います。そういう中で技術力も今後どんどん上がっていくでしょうし、サービス自体の認知がもっと上がっていくのかなと思います。