着るコンピューター? ウェアラブルデバイス×AIで出来ること

「スマート」という名称がついているデバイスが、ここ数年で数多く登場しています。
その中でも、スマートフォンの普及率は2010~2013年の3年間で約6倍にまで広まりました。
この爆発的な現象を皆さんも肌で感じていると思います。

そんなスマートなデバイスの中で今回は「ウェアラブルデバイス」に焦点を当てて、
AIと組み合わせることによるメリットをご紹介します。

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ウェアラブルデバイスとは?

ウェアラブルデバイスとは、体に装着して使用するデバイスの総称です。
昨今では、スマートウォッチやスマートグラスなどが一般によく知られています。

身に着けた状態で持ち歩けるので、情報をいち早く確認できたり、
内蔵されているセンサーで位置情報や脈拍数など、様々なデータを取得・蓄積できます。

道案内をしたり、睡眠のリズムを計測してデータ化したり…と、活用方法は様々ですが、
ウェアラブルデバイスを着けているのみでは、ただ使って終わりになってしまいます。
現にそういった機能は、腕時計やスマートフォンで事足りてしまうため、
昨今のウェアラブルデバイスの普及率は伸び悩んでいます。
(https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20180315Apr.html)

せっかく様々なデータを蓄積できたなら、そのデータをもっと有意義に活用できると良いですね。
そこで、ウェアラブルデバイスにAIを組み合わせると、データをより活用することができるようになります。

ウェアラブルデバイスと人工知能(AI)

蓄積したデータはAIと組み合わせることで、出来る事の幅がぐんと広がります。

例えば、健康のためにランニングを始めるとします。
毎朝スマートウォッチをつけてランニングすると、距離・時間・脈拍・活動量を自動的に計測してくれるので、毎日の頑張りが見える化できます。スマートウォッチのみだとグラフ化で終わってしまいますが、ここにAIを組み合わせることで、一歩進んだデバイスになります。AIがこの行動データを解析して、今日のあなたのスケジュールを自動的に立ててくれたり、運動のアドバイスをしてくれるようになるのです。
一人一人に24時間専任のトレーナーがつくようなイメージですね。これなら3日坊主の私も続けられそうです。

未来のウェアラブルデバイス

ここまでは、現在のウェアラブルデバイスの活用方法を書きましたが、ここからは近未来のウェアラブルデバイスについてご紹介します。

・洋服
普段必ず着用する服そのものが、ウェアラブルデバイスになります。
服を着るだけで、心拍数や体温、動きなど身体情報が得られるのです。
制服などに導入することで日常的な情報を見える化できます。また、デバイスを身に着ける必要がないので、アスリートや自衛隊、消防士など身体を酷使する人々が今、どういう状況なのかを本部などが把握することができます。

・電子皮膚
もはや「身に着ける」を超えたウェアラブルデバイス。
肌に張り付けて脈拍などを取得し、電子掲示板のように心電図を表示できます。

もちろん遠隔地にデータを送ることも可能です。身に着ける必要がなく目に見えて体調がわかるので、医療機関や動物の飼育などの活用が期待できそうです。

まとめ

2018年以降のウェアラブルデバイスは、身に着けている感覚がなくなり、知らない間に色々なところで活用されて行くと思います。AIはデータ分析の役割を担うことで、一緒に普及していくことでしょう。

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