家電量販店に行くと、商品に「AI搭載!で○○」のようなポップがあるのをよく見かけませんか?

家電を音声操作できたり、情報を取得することもできる「スマートスピーカー」、天気予報と連携して快適な運転をしてくれる「エアコン」、汚れているところを感知して集中的に掃除する「ロボット掃除機」などたくさんの製品が登場しています。

これらの家電がどのようなものなのか、例をあげて解説したいと思います!

 

AI家電を分類わけすると大きく2つに分かれる

私なりに分類わけをしてみた結果、AI家電は大きく2つに分かれることが分かりました。
結論から言うとAIがクラウドにある(インターネット上にある)家電と、AIが本体に搭載されている家電の2種類。

頭脳がクラウド上にある場合、物理的な家電を買い替えなくても進化し続ける事ができます。対象的にAIが家電に搭載されている場合、その家電が持っているポテンシャルを超えて進化をすることができません。

言葉では分かりにくいと思うので具体例を書きます。

AIが「クラウド上」にある家電の例

1)Googleのスマートスピーカーは基本的にインターネットに接続して、Googleの持っているビックデータを取得し、ユーザーに情報を提供します。Googleのビッグデータは日々進化しているので、ユーザーが取得できるデータも日々変化。できることも増えていきます。

2)インターネットにつながるパナソニックのエアコンは、天気予報やPM2.5の分布情報をAIが自動取得して、その情報に合わせてエアコンの運転方法を決めることができます。もちろん日々のエアコンの使用方法や天気に合わせて運転ができるので、変化し続けるので、変化に対応できる家電と言えます。

AIが「本体」に搭載されている家電の例

1)インターネットにつながっていないAI家電の例として、洗濯機があります。HITACHI製の洗濯機には「AIお洗濯」というものがあり、服の汚れを見極めて、汚れが多い日には念入りにお洗濯。水の硬度や水温に合わせて洗剤の量を変えて洗濯してくれるなど、すごいセンサーと記憶することができる機能を搭載した家電ということになります。

2)ロボット掃除機はインターネットにつながって外からお掃除の指示を出せるものもありますが、掃除をするという部分でのAIは、その家のこの部分は床、この部分は畳、何畳の部屋で、この部分が汚れているなど、こちらもセンサーと記憶によって使っているユーザーに合わせた掃除が可能というものです。

インターネットが当たり前になってきて、IoT(モノのインターネット)化しようとしている今の世の中、何でもインターネットに接続すればよいのでは?と思う方もいると思います。

ですが、例を読んでいただければわかると通り、その家電の本来持っている目的を果たすために、インターネットの情報が必要かどうかで、AIをクラウドに置くか、本体に搭載するかが決まっているというのが現状のようです。

AIをクラウドに置くもうひとつの理由

AIをクラウドに置くもうひとつの理由として、インターネットの特徴を考えると分かるのですが、相互通信ができるということです。要は、クラウド上から情報をもらってユーザーが快適な家電ライフを過ごすかわりに、自分で使用した情報もクラウドに送られるということです。
※インターネットにつながっているすべてのAI家電が該当するわけではありません。

こう書いてしまうと、少し怖い印象を持つ方もいるかも知れませんが、多くの人の情報が1箇所に集まることで、より感電が進化し便利になるということでもあります。

どのような情報が送られ、どう使われるのかは必ず書いてあると思いますので、しっかりと確認しましょう。

家電の新しい選び方

どんな製品・サービスでもそうですが、ユーザーと1対1で利便性がマッチしないと「すごい」「便利」ということにはならないと思います。

ただ、AI家電はユーザーの情報を提供することで、家電側からユーザーへの歩み寄りがあり、1対1の利便性をアップしてくれる可能性を秘めています。

特にインターネットにつながっているクラウドにAIがある製品に関しては、多くのユーザーの様々なデータを元に進化していくので、その歩み寄りが早く、利便性がマッチする可能性が高いと言えます。

ユーザーの「こうなればいいのにな」は自動的にAIが記憶、新たな製品に活かされていくので、家電で生活を豊かにするためには、AIが搭載されている製品を積極的に使うのも良いのかもしれません。

まずは、自分の生活に必要な家電を買うとき、「どんな機能があって便利そう」というところだけでなく、「家電が自分の生活にどう合わせてくれるのか」という観点から選ぶと面白いと思います!

電気屋さんみたいな言い回しですが、今回の記事を参考に是非失敗しない家電ライフを送ってください!笑