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最終更新日:
2022-08-06
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公開日:
2022-02-19

【人工知能(AI)×健康】AIが健康と美容をサポートし豊かな生活を実現する

導入実績

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世界で長寿の国のひとつである日本。
健康や美容などのヘルスケア分野に高い関心を示し、肥満が問題となっている先進国の中でもスマートな国民が多い国です。
世界189の国と地域を対象としたWHOの調査でも166位です。

アベノミクスの「三本の矢」の「第三の矢」として日本経済再生本部によって名付けられた日本再興戦略の中でも、成長産業分野に位置付けられているのはヘルスケアマーケットです。
そのようなマーケットへのAIの導入・活用は健康と美容をサポートし豊かな生活を実現する柱となるでしょう。

目次
【人工知能(AI)×健康】AIが健康と美容をサポートし豊かな生活を実現する

予防医療としての健康~AIによる健康管理

健康はどんな人にとっても大切で関心のあることです。
最近QOLという言葉を耳にすることが多いです。

QOL(Quality of life:クオリティ・オブ・ライフ)は「生活の質」「生命の質」などと訳され、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指します。

つまり人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生の幸福を実現しているか、ということを尺度としてとらえる概念です。

日本では憲法25条で「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と定めており、このQOLの概念に通じるものがあります。

健康についても消極的な医療のお世話にならないと言う意味ではなく、より積極的に健康を増進すると言う考え方に変わってきています。

そのために健康に纏わる収集したデータをもとに、どのような行動をとるべきかの予測実行をしてくれるAIの活躍が期待できます。

アップル社のiPhoneではOS(Operating System)にはじめから「ヘルスケア」と言う、バイタル、ヘルスケアデータの収集用機能まで搭載しています。

これを各種AIアプリが睡眠アドバイスやスポーツアドバイスをしてくれる用に活用しています。

さらに「AIさくらさん」ではAIサイネージの前に立つだけで脈拍、心拍数から精神状態までモニタリングする段階まできています。

美容としての健康~AIを使って美しくなる

健康で若々しく、美しくいたいと思うのは多くの女性の願いでしょう。
女性でなくても健康美を望まない人はいないと思います。

AIは美容関連商品にも搭載されはじめました。
「白雪姫」にでてくる鏡ではないですが、鏡の前に立って呼びかけると、お化粧の方法やおすすめのヘアースタイルをアドバイスしてくれるものも登場してきました。

AIを活用した画像認識技術によるレコメンド機能を搭載して、ユーザーの行動情報履歴から最適解を導き出します。

私たちの回りにある、AIを活用した美容に関連する製品は、最新の「プリクラ」マシンが身近なものです。
スマホのアプリでもInstagram用に「盛れる」アプリが大流行りです。

「盛り過ぎ」防止用に逆にメイクを落としてくれるアプリ「MAKEAPP」が登場するほどです。

拡大するビューティーヘルスケアのマーケット

健康に関するマーケットサイズはどれくらいあるのでしょう。
健康寿命の延伸が重要な政府の政策課題となっている中で、運動・スポーツ、栄養管理や食、生活支援などのビジネスも拡大しています。

スマホやウェアラブル端末などの進化も、マーケット拡大を後押ししています。
病気やケガの予防や健康管理、生活支援サービスの充実、医療・介護技術の進化などにより、マーケットは大きく拡大することが予測されています。

2030年にヘルスケアマーケットが37兆円規模で日本最大の産業に (産業別就業者数の推移)なるかもしれません。

高齢化の進展で医療者は増え続け、2030年には、製造業、卸売・小売業を抜いて、医療・介護の就業者数がトップになるという政府推計値がでています。
医療が、日本経済を左右する重要な産業になるのは間違い無いでしょう。

まとめ~QOLを上げるAIの活用

健康で長生きするという、ごく自然な欲求を実現するのにAIの活躍は大きな期待が寄せられています。

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の人工知能の研究開発目標と産業化のロードマップの検討状況をみると、「健康長寿を楽しむ社会」~治療から予防医療の高度化へ~として、「AIを使って世界一の医療技術先進国・介護技術先進国を構築する」としています。(人工知能技術戦略会議(第4回) 2017.1.16)

フェーズ的には第三フェーズで定義されており、「自然な健康管理」「身体をデザイン」「高度医療の利用簡便化」「寄り添うロボット」をかかげています。

(出典:第4回人工知能技術戦略会議)

すでに民間企業では一部製品化もはじまっており、「AIさくらさん」ではAIサイネージ型のコンシェルジュやロボットによって対話型の接客サービも提供しています。健康で文化的な生活を営む権利の実現のために、ヘルスケア分野にAIの導入・活用はとても期待が持たれています。

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さくらさん

澁谷さくら(AIさくらさん)

ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。

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