経営において、必須の教養とされる「マーケティング」。

しかしその実際は、顧客に関する地道な情報収集や統計・分析が主であり、
本当に人の能力が必要な「対策・戦略」などは、あくまでその業務の一部であるようです。

これを踏まえ、国内外を問わず一部の企業では、
マーケティング業務のうち、基礎的な統計や分析をAIに行わせるオートメーション化の動きが活発になってきています。

確かに、AIは情報の分析が得意な技術として注目を集めていますが、
実は活用方法によっては、情報の収集や戦略にまで組み込むことが可能です。

ここでは、その手法やメリットをご案内いたします。

AIはマーケティングに重要な要素すべてに貢献できる

企業によってより注力するポイントは異なるものの、
マーケティングにおいては、主に以下の5つが重要であると言えます。

1)商品やサービスの単価アップ

2)購入機会の獲得

3)適切な在庫量の管理

4)新規顧客層の開拓

5)流出客の減少

経済の世界において、「モノ(商品やサービス)の値段は、需要と供給のバランスによって決まる」ということは大前提となっています。

つまり、需要を見極め、適切な在庫量を確保し、バランスが取れた価格を設定できれば、
上記のポイントの基本は達成できるということになります。

そして、これらに関連した対策にあたって、AIはその全てに貢献できる要素を秘めているのです。

現場で情報を収集し、同時にその場でマーケティングを実践してくれる

例えば、AIを搭載したデジタルサイネージを使用すると、
顧客の潜在需要を獲得しつつ、その場でマーケティングの一端を実践するといったことも可能になります。

商品検索機能を備えたAIサイネージを店舗に設置すれば、ユーザーの検索データを収集できるようになります。
これによって、どういった商品の需要が増しているのかを統計することが可能になるのです。

店舗に置いていない商品の検索が多ければ仕入れの検討材料になりますし、
また、検索はされているものの、実際の売上が少ない場合は、実際の商品が需要とマッチしていない可能性を見出すことができます。

上手く利用することで、適切な在庫量の管理に役立ち、
需要が高いと判断すれば商品価格もそれに見合ったものに設定することができます。

また、AIサイネージに「AIさくらさん」を導入した場合は、利用者とのコミュニケーションが可能になるというメリットがあります。

例えば、ショッピングモールに設置したとすると、
会話の流れで「利用者が空腹である」と判断した場合におすすめの飲食店を紹介したり、
そのアピールポイントも併せて宣伝するといった営業が可能です。

また、顔認識ができるカメラと併せると、相手の年代や性別を判断することもできるようになります。

若年男性であればスタミナのつくラーメンが人気なお店を、女性であればパスタが美味しいお店を紹介するなど、
相手に合わせたご案内が可能になるという点が魅力的です。

相手の需要に合う商品の紹介は、購入機会の獲得という点において、非常に重要な誘引となります。

合うものがないと判断すればすぐに立ち去ってしまう利用者へ、
適切な案内ができるかどうかは、広告の費用を押さえつつ効果を最大化することにも繋がります。

「AIさくらさん」であれば、AIそのものを戦略に組み込むこともできる

「3)商品やサービスの単価アップ」「4)購入機会の獲得」「5)適切な在庫量の管理」

においてAIが役立つことは、上記でご案内したとおりです。

では、「1)新規顧客層の開拓」「2)流出客の減少」においてはどうでしょうか。

こちらについては、やはりコミュニケーションが可能な「AIさくらさん」ならではのメリットが生きてくる分野と言えます。

まず顧客層の開拓については、日々たゆまぬ分析が必要であることは間違いありませんが、
それとは別に、今すぐに開拓に向けて対策を取れる層が既に存在しています。

それは、外国人旅行客です。
海外からの利用客は年々増加していますが、外国語ができる人材に限りが有ることから、
観光客に対しての現場での対応は困難な状況が続いています。

これに対し、割合の多い英語、中国語、韓国語圏の利用者とのコミュニケーションが可能な「AIさくらさん」がいれば、
一気に新規層を開拓することが可能になります。

AIの導入の有効性は、海外のコンサルタント企業が経営者に行ったアンケートでも証明されており、
AIシステムを導入した企業において、インバウンドのカスタマーリード(引き込み)が向上したという結果が出ています。

他にも、「AIによる接客」は、見込み客に「利用してみたい」と思わせるコンテンツマーケティングの材料としても有効です。

続いて、「2)流出客の減少」は「顧客満足度」が重要になってきますが、
こちらについてもやはり同様で、コミュニケーションが可能なAIの強みが発揮されます。

たとえば、コールセンターでは、お客様のお問い合わせの一次対応をAIに行わせることで、
オペレーターの不足による「待ち時間」を解消することにつながります。

店舗においても、人には聞きづらい内容もAIには気軽に質問やすい、
という心理が注目されており、満足度の向上には見逃せないメリットと言えます。

さきほどの海外におけるアンケートにおいても、
AIマーケティングの導入で売上が上がったという企業は74%に登ることからも、顧客の流出を防げていることが伺えます。

まとめ

このように、AIはマーケティングにおいて、すでに十分なポテンシャルを有していると言えます。

時間を取られがちな情報収集や分析、日々の報告と言った業務はAIに任せることができ、
人はよりクリエイティブな業務に注力することができるようになります。

さらに、コミュニケーションが得意な「AIさくらさん」であれば、同時に実践の分野でも貢献が可能です。
ビジネスにおいて、よりマーケティング戦略を本格化したいとお悩みの場合は、AIの導入は有力な選択肢となります。